みんなー!ヘンだけどカッコイイバンドを見つけたよ!その名はGnome!
曲のタイトルの意味を知ると更に面白いよ!
もうサムネイルからして期待できるでしょ。
そんで実際聴いてみると、重厚なメタル調のイントロに合わせてこの赤い帽子のおじさんが妙に中毒性の高い踊りを展開するのです。そうしてイントロが終わって、さあ、どんな展開なのか?とワクワクしているとこちらの予想を見事にズラしてヘンに明るい曲調でありながらもカッコいいリフワーク。そしてそれに合わせて相変わらず奇妙なダンスが延々続くのよ。
このおじさんの動き、どっかで見たことあるな?と思ったらそうだ!電気グルーヴのピエール瀧のライヴの時のパフォーマンスにすげえ似てる!
特に横を向いて片手をひらひらと振りながら動く様はそのまんま。まあこの人はそんなの意識はしていないだろうけれども、とにかくいつまでも観ちゃう。それはやっぱり曲がいいからなんだろうな。曲の感じが何だろう、EL&PのFanfare for the common manに似ていると思ったのですが。
リズムが同じだけというはなし
EL&Pはそもそも「展覧会の絵」アルバムでその名も「GNOME」という曲を演奏しているし、なんか不思議なつながり。
さてこのバンドのジャンルはいわゆる「ストーナーロック」で、乾いた重いギターサウンドを中心としている。僕はこの曲が一発で気に入ったのでこのビデオを見終わってすぐにこちらの曲も視聴。こちらも素晴らしい。
アンブローシアス!ユーキャンスリープオンザグラウンド!
廃屋と化したビニールハウスと思しき場所で演奏。きっとメンバーの誰かの実家なんだろう(と勝手に憶測)。細かいところをみると、ドラムに消音パッドを乗せてパフォーマンスしてるのよ。あれかね、母親とかに「うるさい!早く定職に就け!」とか文句言われるからですかね。
なぜ皆赤いとんがり帽子をかぶっているのか?それはこのバンド名に由来するのだと思います。というのはGnomeとはハリポタなんかにも出てきた「ノーム」で、妖精の一種であり、ルックス的にこのとんがり帽子をかぶっているのが常なのですね。
それにしてもこのバンドは日本での知名度はほぼゼロのようで、検索しても日本語での言及ナシ!ということは、もしこのバンドがムチャクチャ人気出ていずれ僕のブログが検索上位に来る可能性あり!インドのメタル集団のブラッディウッドのこともあるからね!そうそう、彼らはどうやらベルギーの人たちとのことらしいですよ。
初来日で瞬間的に検索数アップ
このバンド、最近アルバムを出したからか、あともう一曲PVがあります。上記のPVもそうなんだけど、こちらもほぼ製作費ゼロと思われます。
撮影機材(スマホ)の進化からか、妙に画質がいい。4Kとかもう当たり前か
お金はかけなくても面白いビデオは作れる!
ストーナーロック系のバンドって僕が好きな「RED FANG」とかもそうなんだけど、どこかユーモラスなテイストを持っていて、変にカッコつけないところがいいんですよ。それが逆にカッコイイ。
大体がアホみたいなやつばっかり。でも曲はサイコー
もちろん日本でのCDの発売は無し。アマゾンでの取り扱いはMP3のダウンロードのみ。あとBANDCAMPとかでも買えるみたい。
世界は広い