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ブラッディウッド/Bloodywood フジロック来日記念祭り

 インディアンストリートメタルの王者、ブラッディウッドがついにフジロックにて来日し、その雄姿を披露してくれた。僕は現地には行けなかったけど、YOUTUBEのライブ中継で堪能することができました。カッコよかった!

 

 そんで昨日突然ブログのアクセスがいつもの十倍くらいに跳ね上がってなんだなんだ?!と思ったら、その9割がブラッディウッドの記事だった。三年前に書いた記事のおかげで検索が上位に来るんだね。そんでもってあんまり情報がないしね。つっても僕のショボい記事にだってそんなに情報はないよ。

 

 ということで来日記念として過去記事をまとめたものをアップします。大した内容はありませんが・・・。

 

 

 世の中には様々な文化が存在し、今僕らはインターネットを駆使することにより、以前よりはるかにたやすくその文化を享受することができるようになった。

 そしてその恩恵を僕はまた今日受けた。その名は「BLOODYWOOD」。

 なんだこいつらは!カッコいいぞ!

   絶対聴いたほうがいいですよ!曲名は「INDIAN STREET METAL」(そのまんま) 

              アリ!アリ!アリ!

 

 ものすごい新鮮なサウンド!ラッパーをフューチャーしたAメロからのエイトビートへの展開、インドちっくなパーカッション、そしてヒンドゥー語?のアーリーアーリーアーというスクリームなど次々とぶち込んでくる。まだまだメタルは可能性を秘めている。何回も聴いちゃうよ!最後まで聴くとおまけでNGが入っているんだけど、それも笑うし。こいつらと友達になりたい。

 MP3です

Ari Ari (Indian Street Metal)

Ari Ari (Indian Street Metal)

 

 

 もう一曲。こちらはうって変わって叙情的なサウンド。でもしっかりとモダンなメタルに落とし込んでいる。

                      笛って

    

 どうやらアルバムは出ていないようなんだけど、カヴァー曲を色々アップしていて、そのカヴァーセンスがぶっ飛んでいる。

                ドラムはどうやら打ち込み

    

              ニルヴァーナのアノ曲もこの通り

    

 最初はヘロヘロのカッティングなのに突然キーが下がってデスコア調になるセンスが素晴らしい。途中なんてもう別の曲です。

 そんで他にも色々やってるんだけどそちらはあなた自身が確認してください。笑ったのはこちらのリック・アストリーの往年のユーロビートナンバー。ムリヤリ!

 後ろで写っているリックの姿がもはや道化。しかも途中「ブイー」とか言って豚の鳴き真似とかする

   

 

再びオリジナルソングに戻ってこちら。インド感がすごい。バーフバリとかで見たようなシーン。

    www.youtube.com

 

 元々は王道のデスメタルサウンドをやっていたようだ。でもPVはまさにボリウッド!という感じでインド感満載。でも曲は欧米のメタルバンドと比べてもなんら遜色が無い。というか、純粋にカッコいい。

      本当にボリウッド映画を見ているようだ、でも曲はデスメタル

  

 

 かと思えばこんなキャッチーなメタルサウンドも作っている。引き出し多い!

      どうやらブラジルのバンドとコラボしているらしいが詳細はわかりません

   www.youtube.com

 

 いやすごいな。いつかブレイクしますかね?というか、きっとインドでは人気があるのだろうな。

 

 そうして三年後・・・

 

 最近メタル系のヒーローが不在とお嘆きの方に朗報!

 あのブルータルインドメタル集団がものすごい勢いで帰ってきた!まず爆音でこれを聴け!絶対に聴け!

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 もう単純に「すげえ!」としか言いようのない迫力!

 特にブレイクダウンの早口ダーダダダダダダ!ダーダダダダ!ダイダイダイ!のあまりの凄まじさに大爆笑!なんだこれ!絶対聴いたほうがいいよ!僕はもう30回くらい聴きました!

 バースのパートは英語でラップ的なグロウルをかまして来るんだけれど、コーラス部分での長髪のおっさんがインドの未知の言語でこれでもかと云うくらい言葉のマシンガン状態フル回転よ!ダーダダダダダダ!ダーダダダダ!ダイダイダイ!

こちらがそのアルバム。アマゾンで存分に買ってください。

ジャケットがまたすごい

 

上記のダーダダダダ!もいいんだけど、他の曲もオリジナリティ溢れるインドカレー系パワーメタルのオンパレード!

 

 ワー!ワー!ガッダーロ!この絵もすごいwww.youtube.com

 サウンドの構築はギタリストのKaran Katiyarという人が担っていると思われるが、いちいちセンスがいいんだよね。現代的なメタルサウンドにインドの土着的音楽のエッセンスと変な太鼓(dohlというらしい)とか笛とかを上手く絡めて恐ろしいほどのオリジナリティを確立している。もうメタルの新しい地平線はアメリカやイギリスではなく、インドだ!10億人もいればそりゃこんな奴らもいるだろ。

 

 しかし現在日本ではほぼ知名度ゼロの彼ら。だってググってもほぼ情報がなく、2ページ目には僕のブログの記事が出てくるんだぜ。クイックジャパンはこいつらを特集しろ!プロモーターは日本の音楽番組でこいつら呼べ!そして紅白に無理やり出場をねじこめ!みんな度肝をぬかれるだろうぜ!

 

 まあ現在の状況じゃ日本にも来ないだろうけれど、ヨーロッパ方面にはツアーに出るようなのでいつか来てくれないかなあ!

         ワッケンオープンエアではかなりの盛り上がりだぜ!

    www.youtube.com

 

 ダーダダダダダーダダダダダイダイダイ!ダーダダダダダーダダダダダイダイダイ!

 ダーダダダダダーダダダダダイダイダイ!ダーダダダダダーダダダダダイダイダイ!

 

今回最も「!」を多用した記事となっております

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