近所の中古屋のCDコーナーを久しぶりにチェックしたところ、100円CDが補充されていた!やった!これでしばらくは楽しめるぜ。そして去年後半に買っていたものも含めてのリポートとなります。
20枚ありました
まずはオルタナ系から。
向かって一番左、90年代にMTVを観ていた人なら必ず見たことがあるでしょう311(スリーイレブンと読みます)のベストアルバム。彼らの曲を初めて聴いたときはなんかチャラいな、なんかやだな、と思っていたんだけど、繰り返し刷り込まれた結果、結構いいかもしれないと思い始めアルバムは持っていたような気がする。
ウワー!!懐かしい!あったなこのビデオ!
そんで久しぶりに聴いたらやっぱいいね。あのチャラさはラガやレゲエの要素によるものでしょうか。レスポール&SGのぶっといギターサウンドが強烈!あの頃のバンドは様々なジャンルをクロスオーバーさせて今までにない音楽を次から次へと生み出してたからね。サブライムなんかも311ほどメタル寄りではないけれど、同じ匂いを感じてた。
左から二番目はKORN、2003年のアルバムだが、この時期にはもう僕あまり彼らを聴かなくなっていてこのアルバムは初聴きだったが、すばらしくKORNしているアルバムだった。もう二十年前なのか!
アンジェリーナ・ジョリーも応援
ギタリストのHEADが抜けてからも独自の路線を突き進んでいた彼らだが、なんか僕はしっくりこなくていわゆる「コーン1ST2Nd信者」であったのです。スクリレックスとかといっしょにやったアルバムとかもう聴く気も起らなくて(でも当時スクリレックス自身のアルバムは無茶苦茶聴いてた)、それでも最近の作品を数枚持っているのだけれどやっぱ聴かないんだよね・・・。
思えば90年代のいわゆるニューメタル界隈はすごくて、あれをリアルタイムで体験できたことは幸せだったなあ。いまでもデフトーンズは頑張っていい作品を出しているし、リンプビスキットもたまにライブで観る。今知ったんだけど、リンプビスキットって去年ストリーミングでアルバム出してたのね。後で聴いてみるか。
隣はマリリン・マンソンでありますが、一回聴いたらもう聴かないかな・・・。こんなこと言うとあれだけど、彼らの曲から音楽的興奮を感じたことはほぼないんだよね・・・。「BEAUTIFUL PEOPLE」のインパクトはすごかったけどなー。好きな人、ごめんなさいね。
今見てもスゲエな!
このクオリティの曲がまだ何曲かあったら大ファンになっていたけど、どうにも小粒なんですよ(個人の感想です)。あとはマトリックスのサントラに入っていた「ROCK IS DEAD」か。どちらの曲も三連どっとたったどっとったったのリズムですな。
一番右は安定のナパーム・デス。いつもの元気なグラインドコアをリスナーの期待を裏切ることなくぶっちぎっておりました。
次の四枚へ。ジャンルバラバラすぎ。
一番左のコーヒー豆のジャケットはアマゾンで何となく買ったブラジリアンハウスのコンピ。当たり障りのない、聴き心地の良い曲が満載なのだが、途中の何曲目かで突如
「ハッ!オヂンヂンヤ!ハッ!オヂンヂンヤ!」
と女の人が絶叫する曲があって最初耳を疑ったが其のまま聴き続けると再び
「ハッ!オヂンヂンヤ!ハッ!オヂンヂンヤ!」
とか歌っており、爆笑。おぢんぢんじゃないでしょ。
この曲がかかるたびに、クルマの中で運転しながら笑っております。
左から二番目はオッドポップなどと呼ばれ、一時期話題になっていたフージアーズ、セカンドがあったのか!日本版で帯には「今度はレインボーポップ」とか書いてある。僕当時1Stがお気に入りでこのバンドすげえな!などと思っていたが、セカンドはそのインパクトは得られませんでした。
この曲久しぶりに聴いたらいいねえ
佳作ではありますが、もっとよく聴きこめばいいのかもしれない。でも1Stは一発でこちらの心をつかむ曲が目白押しだったんだよなー。まあその分飽きは早かった。ナンカクラクソンズとかを連想するな。1St負けしている感じのバンド。
右から二番目はジョンスペンサー・ブルース・エクスプロージョン。見つけたとき、やった、ジョンスペンサー見っけ!買い!とホクホクしてたら、聴いてみてなんか聴いたことあると思ったら僕これ持ってた!確認したわけではないが、絶対このアルバム、CDラックのどこかにあるぞ。この曲とか一時期擦り切れるほど聴いたし!
とにかく無条件でカッコイイ!こんな人になりたい!
そうして今再びよくこのアルバムを聴いております。ジョンスペンサーイエァ!そういえば、ドラムのラッセルはチボマットの人たちとバター08とかやって日本との関係性も深いよね。
一番右のカラーグラデーションがかった正体不明のジャケットは「AFRICA HITEC」というテクノ系ユニット。
これを見つけたとき、ジャケットの感じからして気になったが、どんな音楽を奏でるのか全く想像ができなかったのだ。しかし裏側に「WARP Record」の文字を見つけ、買いを決意。Warpといえば、エイフェックスツインを筆頭としたテクノ系レーベル、ハズシはないだろうと踏んだのだ。
そんで聴いてみたところ、最初の数曲はあまり起伏のないアンビエントなテクノが続き、うーんなんかイマイチ!聴くのやめかねえ、と途中でイジェクト。そうしてしばらく放置していたのだけれど、これ実は日本盤でライナーが付属しており、そこでこのアルバムを絶賛しているわけ。まあ当然なのだけど、そんなに褒めるならまた聴いてみるかと思い、クルマで流していると、なんだか昔のアンビエント時代のエイフェックス・ツインを連想。こんなもんかな、と思っていたら11曲目のこの曲に痺れた!
こういうしんみり來るテクノ、大好き
この曲を聴けただけでも元は取れたぜ!こういう心に響く曲ってなかなか巡り合えないのだ。ああ、CDバカ買いしててよかったなあ。こういうのはサブスクとかYOUTUBEとかでは絶対にない出会いである。よかったらあなた、聴いてくださいな。
量が多いので続きマス!
僕の知らないところで評価されてたことに驚き