音楽と本

僕のカルチャーセレクトショップ

B級古着フリーク中年なるかみ

ここ数か月、買った古着が溜まりにたまったので、ここにご紹介をいたします。知らない人の買った服を紹介されてもな・・・という方もいらっしゃるでしょうが、たまにはこういうのもイイじゃない!

         これ全部ひとりの人間が着ています。総数50点くらい

   

 

 僕は服が好きなのですが、新品を買ったり、流行を追ったりする経済力がないので必然的に古着を買うことになるのだ。

 ちなみに古着といっても実は様々なジャンルがあって、ゴリゴリのヴィンテージ好き、例えばリーバイス501を中心とした王道古着のマニアや、ミリタリーマニア、高級ブランドのアーカイヴを集める方などがいるのですが、そういう中で僕はおそらく、ブランド古着フリークに属するのではないかな。

 ブランドつっても、誰もが知っているグッチやヴィトンといったラグジュアリー系ではなく、実売価格1万円~10万円くらいでやっているクラスのブランドが主たるコレクションです。そういったブランドの程度の良いものを血道をあげて探し、安く買うことによって、自ら脳内麻薬を出しているのだ。

 

 購買先は主にゾゾユーズドなんだけれど、最近はセカンドストリートのポテンシャルにも手応えを感じ、平日の休みに4~5軒のセカストはしごをしたりするという、54歳の中年としてあまり相応しくない時間を過ごしております。

 他にもタマ数は少ないんだけどブックオフ系の古着屋や、北関東に何軒かあるドンドンタウンウェンズデイという何故か水曜日にのみ20パーセントオフセールがあるという店をうろついているんだぜ。

 個人のセレクトしている古着屋などはやはり少々値が張るので、古着吝嗇家の僕としては、ほぼ行きません。

 その僕の古着の買い方の基準。そう、僕は基本貧乏性なので一万円を超えるブツは買わない。安ければ安いほどいいのは当然で、「え!これがこの値段!」という瞬間が一番楽しいのです。さてそのようにして買った服たちをネットにあげるヨ。

   

 

まずはシャツなどから。

   びーむすのネル       ノーブランドのチェック       ラコステの半そで

   

 

 びーむすのネルはよく見ると鹿のシルエットが刺繍されていて好き。600円くらい。安!グリーンのタータンチェックシャツは新品で、14000円のプライスカードがついていたが、1300円くらいで買えた!生地もシルエットも抜群でよい買い物だった。ラコステは麻混の爽やかな素材で、ZOZOで1800円で売っていたのを発見してすぐに購入。

 

 次は上着・コート類。

            去年の冬だけでこんだけ買ってた

    

 

    アローズ         フィデリティ        アーノルドパーマー

  

どれもが1500円前後。元値で考えれば、おそらくどの服も90%オフ位の購入額。アローズはふらっと入った店で思わず買ってしまった。少々の汚れがあったのでクリーニングに出したら復活。クリーニング代の方が高かった。

 フィデリティはアメリカのカジュアルブランドで、昔どこかのセレクトショップで二万円くらいでこのブルゾンが売っていたのを覚えており、それがなんと1300円くらいで買えたのが嬉しい。やや汚れていたのだけれど、手洗いしたらかなり復活。僕少々薄汚れた古着を洗濯して綺麗になった状態をみるのも好き。アーノルドパーマーはほぼ新品でゾゾで値段を下がるのを待っていると、ある日突然1400円になり、即買いしたのだ。作りや配色がいいよね。

 

次はパンツ類。10本あった。

   

 

    リーバイスのエンジニアドジーンズ     ササフラスのガーデニングパンツ

    

 リーバイスエンジニアドは20年以上前に流行った立体裁断パンツで、当時キムタクがケミカルブラザースの「MUSIC:RESPONSE」をバックにCM出演していたっけ。

               ピロリロと鳴るシンセ音が新鮮だった

     それを探そうと思って調べたら、エンジニアドジーンズってリバイバルされてたのね。

音楽はケミカルではない

ちなみに、エンジニアドジーンズは当時僕も買って履いていたのだけれど、いつの間にかなくなってしまったので、2022年のいま欲しいな、と思っていたらなんとブックオフでほぼノーダメージでマイサイズが600円!しかも色がブラックでカッコイイ!立体裁断は今でも履きやすいぜ!

 もう一本の迷彩のササフラスは今回の買い物たちの中でも最もお気に入りの一本。ササフラスはガーデニングのためのファッションブランドなんだけれど、これをセカストで見つけたとき、「これだ!」と思ったね。生地はしっかりしているし、シルエットが非常に計算されている。ポケットも面白い工夫(ガーデニングに特化しているので、シャベルを入れたりできるらしい)がされていて7500円と、僕が最近買う服にしては高かったが迷わず買って大満足。あんまりお気に入りなのでコーディネイトスナップを撮りました。

                  どうも、カサビアンです

            

 ブーツのおかげでもあるのだけれど、足が長く見えるのでついつい履いてしまう。

 

     リーバイス501を3本、Leeのヒッコリーペインターパンツ。

       

 ビンテージの501は欲しいけれど、安くても5万からのジーンズは買えない。復刻のリーバイスヴィンテージクロージング(=LVC)と呼ばれる2~3万円で売っているシリーズがあり、一時期それを買おうかなとも思っていたけど、いざ古着屋で掘り出すと1000円くらいでそれなりの501を探すことができるのでやっぱLVC買うのやめた。

 もちろん色落ちとか、セルビッジなど細かい点で違うんだけれど、一般の人から見たらシルエットとしてはそう劇的には変わらない(変わるよ!という人もいるでしょうが)ことを考えれば今の僕にはこれで十分。

 上記の501は3本とも1000円程度で買いました。その中でもお気に入りはこちら。

 

 それほど見事ではないけれど、まあまあの色落ちで、ベルギー製。いわゆるユーロリーバイスなんですかね。あんま詳しくないのでよくわかりませんが、どことなく中国製の501と比べると洗練された感じがする。状態が結構いいのに1000円ってものすごいお買い得だったんだけど、バックポケットがこんな感じなの。

                 かなりの縫い目

       

 これが安い原因かな?股の部分などにもリペアが入っていて、ひょっとしたらデザインなのかもしれないけれど、ジーンズではそれがマイナスにはならないところが素晴らしい。むしろ僕は世界で一本のデニムとして捉えています。そんでこれを履いて冬の装いがこんな感じ。

         

 本当はストゥディオダルチザンとかジェラードとかの国産レプリカジーンズを買いたいのだけれど、しばらくは買えないかな・・・。そこそこの値段もするからね。

 

 ここまでかなりの字数を費やした僕の酔狂に付き合ってくださったかた、ありがとうございます。実はまだ紹介すべきものがいくつも残っているのだけれど、書くの疲れた!とりあえず残りは後日紹介します。眠い!もう寝る!

 

久しぶりに自分で途中まで読み返してみたら、結構オモロー!

kakuyomu.jp