YOUTUBEおすすめでこれが出てきましたよ。
NIN=トレント・レズナーが奥さんのマリクイーン、そして欠かせぬ相棒のアッティカス・ロス、他おじいちゃんたちと演奏している。
もともとトレントとボウイは親交が深く、「Hurt」なんかで共演していた。
この「ファッション」のカヴァーはどうやらチャリティ目的であるらしい。それにしても何故この曲?トレントが好きなのかね?基本元曲に忠実なのだけれど、途中で聴かれるギターのコードがいかにもNINぽくて面白い。
偶然にも僕、この曲が初めてのボウイ体験だった。高校生のとき、地方局の洋楽番組でボウイ特集をやっていて、まず最初にこの曲がかかったのだ。
こちらが元曲
そして二曲目がこれ
衣装がすごい
この頃僕はデュラン・デュランを筆頭に、流行のわかりやすい洋楽を聴いていたので、正直なところ、このボウイの二曲は高尚過ぎていまいちだった。
その次に聴いたボウイの歌声は、この曲にのっていた。
久しぶりにこのPVを観たけど、あれえ、途中で怪獣が船を襲う白黒映画の場面が出てくる記憶があったんだけど、実際に出てきたのは吸血鬼ノスフェラトゥだった・・・。記憶の捏造ってこういうんだね。
この時点でボウイは既にスーパースターだったけれど、さらにこの曲によって絶対的な地位を獲得したのだ。
代表的80Sソング
この曲もすごかったけれど、僕はむしろ第二段シングルの「チャイナ・ガール」に衝撃を受けたものだ。
特に、サビを過ぎてからの短調に展開する部分で「うぉおなんてカッコいい曲なんだ!」と高校生の僕は思ったものだ。そして始めたばかりのベースでこの曲をコピーしたっけ。あと、後半がアダルトチックな内容で、親がいるところでこの曲のビデオを見るのは憚られた。
僕が知っている当時のボウイの豆知識(うろおぼえ)
○若い頃のケンカが原因で左目の瞳孔がひらきっぱなし
○息子の名前がゾウイ(ヘンな名前だと思った)
○チャイナ・ガールに出演している中国人女性は当時の実際の恋人
そして「レッツダンス」アルバムからはトドメのモダン・ラヴがシングルカット。
僕にとってのボウイはこのアルバムからなので、それ以前のジギースターダストやスペースオデティはあまり馴染みがないです。
そんでその後の彼のキャリアで僕が好きだったのは、おじさんギタリストがインパクト大なティン・マシーン。
久しぶりに聴いたらカッコイイな
その後しばらく彼の作品から遠ざかっていたのだが、ある時、今は無き新宿のレコファンで試聴したこの曲を含む「EARTHRING」を即買い!
この曲を聴いたとき
「うお、ボウイ、なんだか聴いたことのない斬新なサウンドを披露している!すげえなあ!」
と思ったものだが、実際は僕がこのアルバムに影響を与えたドラムンベースやジャングルサウンドについての知識がなかっただけで、むしろファンからは「流行に乗っかった」と評判が悪かったらしい。
なつかしいな、このジャケット
確かにこのアルバム、聴き通した記憶なし・・・。途中で飽きて止めてたような気がする。そうしてこのアルバムを最後に彼の作品を聴く機会は少なくなったんだけど、映画「ズーランダー」を観ていたら突然ボウイが登場してびっくりした!
ベン・スティラーの傑作コメディ
ズーランダーとそのライバル、ハンセルが地下ランウェイ対決をするのだけれど、かかる曲はマイケルジャクソンの「ビリー・ジーン」て!そこはレッツ・ダンスでしょうが!まあ、ボウイが登場する一瞬にレッツダンス!とは流れるけどさ。
ちなみにズーランダーは非常に面白いのでおすすめですよ。くだらないギャグのオンパレード。勢いで「2」もあります。完全に余談ですが、僕は「2」の、車に息子を乗せて運転しながら自撮りをしていたズーランダーがその直後に大クラッシュをするシーンで腹を抱えて笑いました。「zoolander carcrash」で検索すればそのシーン見られますのでぜひどうぞ。
トレントはボウイのカバーもいいけれど、NINとしての仕事はどうなってるんですかね?なんか最近はアッティカス・ロスと二人でウォッチメンとかソウルフルワールドとかバードボックスとかサントラばっかりこなしているようだ。
雰囲気としてはNINの「ゴウスツ」
このサントラはアマゾンミュージックでも聴けるので最近は記事を書くときのBGMによくしています。トレントのサントラ仕事、僕も最初は「ソーシャルネットワーク」とか「ドラゴンタトゥーの女」とか逐一購入していたけれど、さすがにやめた。NIN早く出してください。
とりとめもなく書いた記事