世の中には消費しきれない音楽があふれかえり、膨大な情報で溢れている。その中から自分好みの音楽を探し当てることは困難な時代になっている。だから僕はアマゾンプライムミュージックで色々探したりするのだけれど、うまく僕の琴線に触れてくる曲をなかなか掘り当てることが難しいのよ。消費にあまりに慣れて数十秒聴いてすぐ飛ばし・・・のように、作り手の苦労を一切鑑みない聴き方を僕もしている。
朝起きて、キンドルからプライムミュージックで聴いたことのない、いい音楽を聴きたいと思うんだけど、一々検索する暇などない。だからたとえば「朝のジャズ」とか選ぶでしょ。でもなんか違うんだなあ。「○○にあったポップス」とか「夜に聴きたい○○」とか様々なお勧めが出てくるんだけど、やっぱり僕が聴きたいと思うものにはなかなか出会えない。探し方がよくないのか。
そこで最近はまずお気に入りのアーティストを検索し、その似た傾向のアーティストとして紹介されるものを聴くようにしている。これが結構いい感じなのだ。前回の記事で紹介したフランスのCOTONETなんかはそうやって発見したのだが、今日もそのパターンの曲です。
そもそも「いやーいい曲だなあ!」と心底思える曲ってそうそう出会えないわけですよ。もちろんいい曲はたくさんあるんだけど、その中でも何度でも聴きたくなるものはそうそうない。でも、心に染み入るいい曲は、もうイントロからして違う。ひさびさにその感じを味わったのがこれ。
最初の5秒でもうこれ絶対いいやつじゃん!是非聴いて
ちなみにこの曲はカヴァーで、元曲は何をいまさらの名曲なんだけれど、アレンジがいいんですよ。
こちらが原曲。余りにも有名なジャズの名曲
多くのアーティストがカバーをしているので載せきれないんだけど、僕の好きなDJ CAMもハウスチックにアレンジしている。Dj camがやっているこのカルテッドのプロジェクトは名曲ぞろいでアルバムは3枚出ています。こういうアーティストをみなさんに聴いていただきたいと思います。
僕が一番好きなのは1Stだけど、これも名盤。アマゾンミュージックで聴けるはず
そういえば元々がジャズの名曲でそのアレンジがまた素晴らしいバージョンの曲があったけど、なんだっけなあ・・・あぁ、そうだ、カンタループがそうじゃん!
これもだいぶ古いけど
この曲はもう30年近く昔だけれど、初めて聴いた時すげえカッコイイ曲だとおもったものだ。すぐにCDを買った記憶がある。しかし今のように情報が少なかったから、この曲に元ネタがあるということを当時は知らなかった。そんでたまたま単館ロードショーの映画を見に行った時に、ブルーノートの映画の予告編が流れてそこで始めた僕は元曲があることを知ったっけ。
ロン・カーター、ハービーハンコック!そしてトランペットがすごすぎる
元曲よりもカバーの方が有名になるパターンってあるよね。先にカバーを聴くとそちらの方が評価上がったりもする。そういえば昔、ドラゴンアッシュがスマパンの「Today」をサンプリングした曲を聴いた時たまげたが、ドラゴンアッシュのファンはスマパンを逆に聴いたらどう思ったのだろう。悪そうなやつは大体友達!
まあ余談が増えましたが、アップタウンファンクエンパイアのYouve got~は間違いなくいい曲なのでぜひどうぞー。
プライムミュージックならタダ
もちろんメタルにも聴くなりワクワクする曲はあるよ!