僕、高校生の時以来のザ・キュアーのファン。もう30年くらい聴いている。
このあたりの記事でしつこいくらいそのことについて書きました
歴史の長いバンドを聴いていると、おのずと好きなアルバムや時期が決まってきます。ザ・キュアーの場合、僕は中期(1980年の終わり頃から1990年の中頃まであたり)の作品が一番のお気に入り。
まあ中期といってもそれがどの時期かなんてほとんどの人は知らないでしょう?アルバムで言えばですね、「THE HEAD ON THE DOOR」
このあたりからすごくなってくる
このアルバムで一番好きな「PUSH」
そして次の「KISS ME、KISS ME、KISS ME」
大傑作
このアルバムは名曲が多くて選ぶのも迷うけど、この哀愁漂うチューンはこれからも何度も聴くだろう
そして「ディスインテグレーション」の3枚ですね。
暗い曲ばかりなのに聴ける
特に好きなタイトル曲
それでですね、このバンドは多くのシングルをリリースしてまして、そのBサイド曲にも傑作が多いのです。僕も何枚かは12インチとか持っていたんだけどさすがにすべてを網羅するのは不可能。そんな中、10年以上前にBサイド集を編集したこちらのアルバムが出ていたのです。
こちらは新装版?
Join The Dots - B Sides & Rarities 1978-2001 The Fiction Years
- アーティスト: Cure
- 出版社/メーカー: Polydor
- 発売日: 2013/05/28
- メディア: CD
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発売当時は4枚組ということもあって輸入盤でも6千円くらいしていた。だからまあケチって買わなかったのですが(ファンとか言っているくせに)、最近何の気無しにチェックしてみたら3千円を切っているではないか!だもんで、アマゾンポイントの数百円分を足して安く購入できました。ようやく僕の手元に来た!
このボリューム
それぞれ時代ごとに順番に曲が収められているのでサウンドの変化がわかりやすい。初期はかなりパンキッシュな曲もやっていて、僕の好きなレア曲「HEROIN FACE」が入っていなかったのは残念。まだCUREではなくて、EASY CUREと名乗っていた頃の作品。
おそらく彼らが高校生くらいの時の曲ではないか?でもスゲエかっこいいんですよ
この素敵なタイトルの曲は、確か何かのアルバムのおまけのカセットテープのB面に収録されていた気がする。高校生の頃、同じクラスのキュアーファンの友人がそれを入手して(よく入手できたな)何度も聴いていた覚えがある。ダビングしたテープどっかいっちゃった。まあYOUTUBEで聴ける時勢なのですが。
中身はこのようになってます
やはり聴き応えがあるのはCD2とCD3の中期のトラックだ。今新たに80年代の曲を聴いても古臭さを感じてしまい、当時馴染みのあった曲ならともかく、あまり聞く気にはなれないのだけれども、彼らは違う。今聴いても十分新鮮。あの頃の雰囲気ををたたえた新曲を聴いている気分になれる。
やや興奮気味に書いていますが、今僕のブログをお読みになっている方でどのくらいキュアーを知っている方がいらっしゃるのでしょうか?大丈夫ですか、読んでて面白いですか?ざざーってスクロールされちゃってませんかね?
中身は豪華なブックレット仕様になってます
キュアーは基本的にVo・Gのロバート・スミスのバンドなので、それ以外のメンバーは結構入れ替わりが多い。その中でも最もバンド歴の長いのがBのサイモン・ギャラップ。彼は一度抜けてまた戻ってきて独創的なベースラインをこのバンドで鳴らし続けています。
それから初期キュアーを支えたドラムのローレンス・トルハースト。
彼は無機質なドラムで初期キュアーのグレーがかったサウンドを作り上げていたが音楽的に進化するとそのテクニックが追いつかなくなり、突然キーボードに転向。ライヴなどでは大して難しいとも思われないフレーズを弾いていましたが案の定その後クビ。だって、彼である必要性、ゼロだったから。結構嫌われてバンドを辞めていった印象があり、少しかわいそうなのだけれど、最近この動画で彼がライヴに参加していることを発見!どうしたんだろう?
仲直りしたのかな。でも彼のやってることって別に曲に必要なパートじゃないんだよね・・・。シンバルジャーンじゃないでしょ。 この時だけの特別出演ぽいね。
じわじわと読者を獲得?