この間プロディジーが新譜を出したかと思ったら、今度はケミカル・ブラザースが新曲のPVを出していた。
I,ROBOTかと思った
相変わらずのケミカル節健在。プロモのインパクトがスゴイが、曲はそれにも負けていない。いつものように、最後のあたり、5:10くらいで二人の顔がロボットとして一瞬登場するのはお約束。不気味な結末と思わせておいて、思いのほかハッピーなおまけがついていて、見るものを安堵させるつくりとなっています。
このプロモ、こっちの曲のPVとテイスト似てるよね?
確か演じている人日本人ですよね
これ、ものすごいいい曲で、ケミカルの叙情ソングとしてはかなり上位の出来だと思います。しかもヴォーカルがベック!でもいつ聴いてもベックっていう感じがしないという。今回のプロディジーもそうなんだけど、この曲を含む前回のアルバムが知らない間に出てて
ジャケットも地味
最初海賊版かと思った。まあ僕の見識の狭さなのかあんまり日本で盛り上がってないのか?と思うような感じでした。でも16年の日本公演はすぐ売り切れたらしいね。
ケミカルについて書くとまたたくさん書かなきゃならないのでそれはまたいつかなんですが、こういう打ち込みの曲でいい曲いっぱいありますよね(無理やり)。
というのは、最近ふと昔聴いていた「Forss」というアーティストを思い出して聴こうかなと思ってCDを開けたら中身がない!
知ってる人あんまいないですよね
これ初めて聴いたのいつだろう、多分10年くらい前だと思うのだけれど、ドイツのユニット「ジャザノヴァ」が主催するレーベル「ソナーコレクティヴ」のコンピに一曲入っていたんですよ。
この曲じゃなかったかも
なんか今までに聴いたことのない、えらい世界観!信じられない音のコラージュ!しかしきちんと曲として成り立っているという。これ作ったの、23歳位の若者ですよ!しかもラップトップで作っちゃったらしい。すごいねー。
ほかの曲なんかもっとアバンギャルドで縦横無尽という感じだったけれども、とにかく聴いたことのないこのグルーヴを僕はいたく気に入っていたのだな。でも、その大事なCDがどっかいっちゃった!
恐らく車に乗っている時に別のCDケースに入れてしまってそのままどこかにあるのだろうけれど、ウチCDが1000枚以上あるので探す気にならない・・・。
あああ、なんて思っていたら何とあなた、車では聴けないけれどプライムミュージックで当たり前に聴くことができましたよ。しかも、セカンドアルバムまで!
知らないあいだに出てたのね
ただ、こちらのアルバムは1Stの荒削りで暴力的でさえあったあの感じが薄れてスケール感が増し、落ち着き払った感じになってました。まあもう少し聴き込めばまた違うのでしょう。
さて、もう一曲コンピ盤に入っていて気に入ったのがこちらの曲です。Slopeというアーティストのその名も「コンピューターグルーヴ」
この曲は聴いたほうがいいですよ!ほっこりします
ピコピコいっているけれども、そこに暖かい音色がかぶさってきて独自のグルーヴを形成、そうしてサビの心地よさ。
当然CD買いました
ところがですね、このアルバム例のこの一曲しか聴かない!ってやつだったのです。いや、きっといい曲もあるんだろうけれど、この曲のインパクトが強すぎて他がかすれちゃったのだな・・・。そうして今探したらやっぱりこのCD見つからないし。どこいったんだよ、もう。
探しに行ってきます