先日のスタティックXの記事からの派生で、色々とあの頃のバンドを思い出したので載せてみます。僕と同時代を生きたアラフィフのロックファンには懐かしいかも。
まず当時やたらとMTVで流されまくっていた311。
まあほとんど思い入れはないのですが
日本人にとっては311という数字、あの日を思い起こさせる。だから検索してもこの能天気な曲はすぐには出てきません。
当時、この曲がMTVやスペースシャワーでやたらとかかっていたのだけれど、ラガ感が入ったそのチャラい感じとかがなんとなく気に入らなくて飛ばして見たりもしていたんだけど、だんだん慣れてくるとこれもいいじゃん、となって結局アルバム購入。
そうして今でもまだやっているのです。
大学生当時、友人と色々なバンド情報を交換していたのだが、そこで知ったバンド、「orange 9 mm」。意味もなく「オレンジナインミリミータ」と口に出して言いたいカッコいいバンド名。
ヴォーカルが跳ねすぎ
当時としては珍しい、黒人がシンガーとして成り立っていた。いかんせん、彼のルックスがイマイチなので売れなかったか。一応2Ndまでは持っているけれど、ほとんど内容は覚えていない。
多分安く買える
HELMET。
バンド名が渋い。3rdアルバム、「ベティ」(後述)のジャケットがあまりに爽やかでネオアコ系と勘違いして購入した人が続出。人が悪いよ。
異常に画質がいいのはなぜ
G/Voのペイジがジャズ畑出身でそのあたりを売りにしてそこそこの人気を誇っていた。僕も4枚目までは聴いていたけれども、どうにもやはり頭一つ抜き出るには何かが足りないのだ。もちろんヘヴィーでカッコいいのだけれど・・・上記の曲もなんとなくパンテラっぽいリフの作り方でオリジナル!という訳でもない。まあ当時としてはまだこのサウンドは新しかったけれど、今ではもうあまりに溢れている。
これがくだんの「ベティ」
cro magsを何で知ったか、もう記憶がない。
こんな曲だったっけ?改めて聴くといいじゃないか
後輩が何かのつてでこのバンドのデモテープを手に入れて、それをもらって聴いていたような気がする。このバンドを覚えている理由はサウンドよりもそのアルバムのタイトル「AGE OF QUARREL」に由来する。
「QUARREL」(クォレル)
なんて単語、普通あまり知らないでしょ。意味は「けんか」。
ホントどうでもいい話、僕が高校生の頃、ボクシングをやっていたクラスメイトがいて、けれどその彼はどこかさえないヤツで、その言動も人を微妙にイラつかせるような内容だった。
まあ別に相手にしなければいいんだけど、それがなんとなく気に入らなかったのかな、僕の友人のひとりがことあるごとにそのボクサーをしょっちゅう馬鹿にしていた(というよりいじめに近かった)。そしてある日、あんまり度が過ぎる嘲りの言葉にキレたボクサーは、ブチ切れて教室の後ろでパンチを連打!ラッシュラッシュラッシュ!いじめ友人ノックアウト!
いや、高校生とはいえあのパンチのラッシュはすごかったね。教室騒然。そうしてその後ボクサーは謹慎処分、僕もなぜかノックアウト友人といつも行動していたため、校長室に呼ばれる羽目に。
そうして当時僕はとある外国人女性に英語を教わっており、そのエピソードを彼女になんとか伝えたかったのだけれど、「ケンカ」というワードを知らなかった。そこで辞書を弾いたところ例の「QARELL」などという発音しづらい言葉を発見したのだ。
そうしてレッスンに行き、したり顔で
Today Im so tired. Because my friend has a qarell・・・
みたいなテキトーな英語を話したはずだ。でも彼女は一瞬キョトンとした顔で「パードン?」みたいになってる。仕方なく僕は恥ずかしながらまた「クォレル」などと下手な発音をし、結局それが通じたのだかどうだかもう定かではない。今思えば「FIGHT」で十分だったなあ、と思うわけ。
だからこそ大学生になってこのアルバムタイトルに目が留まったのです。
喧嘩の世代
まあまだ他にも以下のようなバンドを思い浮かべたのですが、字数が増えたのでこのへんで終わりにします。続きはそのうちに。
powerman5000
therapy?
one minut silence
quicksand
prong
コールチェンバー
デビルズ・ドライヴァー
27-4SPYS
Etc・・・
なんとかそのうち10000PV行かないかな。行っても何があるわけじゃありませんけど