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ドッタンドッタンいうスピードメタルをあなたに

 ヘビーメタルの魅力のひとつは、そのスピード感だ。通常のポップソングやロックではありえないようなスピードの曲がこのジャンルでは当たり前のようにフォーマットとして存在する。このジャンルに関して一切興味がない人がデスメタルのブラストビート(とにかく人間が叩ける極限のスピードに挑戦したドラム奏法)を聴いたとすれば、おそらく嫌悪の表情を表すか、あまりの過剰さに爆笑するしかない。僕は後者でしたが。

    スモークオンザウォーターのブラストビートバージョン。笑う。なにやってんの

   

 

 さてそのスピード感にもいろいろあって、究極の形はブラストビートなんだろうけれども、逆にあまりに早すぎて疾走感は失われているのです。

 

 僕はブラストビートがもちろん大好きなんだけれども、適度なスピード感のある力強いメタルソングも大好物なのです。基本的にその力強さはドラムのテンポに左右されるんだけど、そのリズムを言葉にすると、こんな感じ。

」にあたる部分バスドラで、「た・たん」に当たる部分はスネアと思ってくだせえ。

 

    どったん、どた、どったどっとた、どったん、どた、どったどっとた、

 

                 もしくは

 

   どったどっとた、どったどっとた  どったどっとた、どったどっとた

 

・・・・伝わりましたかね?あまりこの手の音楽に詳しくない人や、楽器のことに詳しくない人にとってはきっとただの平仮名の羅列としか見えない可能性は否定できない。

 

 聴いてもらうのが一番でしょう。この手のスピードメタルの例としては、このあたりの曲ですかね。もはや古典。

           30年以上前。みんな若い

   

 伝えたいのはこんな感じのスピード感です。

 この曲いわゆる様式美メタルと言われるタイプ。昔こういうのが好きだった僕は、更にサウンドに激しさを求めるようになり、ギターがザクザクいうようなスラッシュ系の曲を探すようになった。じゃあ、それはどんな曲たちか、これから列挙していくので、諸君、全て聴いてください!

 

 一曲目はメタリカの「HELPLESS」。まあ、正式には彼らのオリジナルではなくカヴァーですが、この曲が含まれた彼らの初のカヴァーアルバム「ガレージ・インク」は、加入後初のレコーディングとなったジェイソン・ニューステッドの荒々しいベースが聴ける名盤です。

            近年のライヴはもっと遅くて少し悲しい

     

 今でこそラーズのドラミングは・・・みたいに各方面で言われたりもしているけれど、僕は当時この冒頭のパワフルなラーズのドラムに酔いしれた。今聴いてもカッコイイ!元気が出るメタル!

  

 次も有名どころ、パンテラ。この傑作アルバム、しょっぱなから「マウス・フォー・ウォー」というパワーソングが配置されている超重量級アルバムの4曲目の「FUCKIN HOSTILE」は鬼気迫るパワー系スピードメタル。

            かなりこのライヴは音がいいです

   

ゥワンツースリーフォー!というフィルアンセルモの掛け声とともに始まる怒涛の勢いで繰り広げられるヘッドバンギング必至のキラーチューン。途中のブレイクダウンをはさんでからのギターソロはまるで吹き荒れるハリケーン!そしてフィルの「ファッキンホスターイル!」という絶叫の繰り返しで終わる。スゲエ!

パワーメタルの極致アルバム

Vulgar Display of Power-Deluxe Edition (CD/DVD)

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 こちらは覆面コンセプトバンド、ブルへリアの「ラ・ミグラ」。

            乾いたギターの音とスカスカのドラム

    シンプルなリフと政治色の強いポルトガル語の歌詞が不思議な魅力を放っている。

 ラミグラ!ラミグラ!ラミグラ!ラミグラ!

 音はわざとこんなんかも 

Raza Odiada

Raza Odiada

 

 

 

 次はベテランデスメタルバンド、オビチュアリーの「Threatening Skies」。ドードー・タカタカ!ドードー・タカタカ!というリフの刻みがすごい勢いでスピーカーから飛び出す。

             彼らのレパートリーの中でこの曲が一番好き

    

しかしそのリフは彼ら独特の図太いゴリゴリのギターサウンドで思いのほかキャッチー。ヴォーカルのクセのある歌い方も彼らの魅力の一つです。

 結構昔のアルバム

バック・フロム・ザ・デッド

バック・フロム・ザ・デッド

 

 

  今はもうデスメタル色のほぼなくなったサウンドを展開しているエントゥームドのかなり昔のミニアルバム、「HOLLOWMAN」 の2曲目に収録されていたほぼ知名度のない「Serpent Speech」。

      曲終わりの「どどどどど」というマシンガンの音の入るタイミングが素晴らしい

       20年以上前、僕はあまりにこの曲が好きすぎて、当時やっていた後輩と組んでいたスラッシュメタルコピーバンドで演奏。観客は当然誰もこの曲を知らないんだけど、妙に盛り上がってモッシュをしていました。

Hollowman: Limited Fdr Remaster [12 inch Analog]

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  最後にスーサイドサイレンスのこちら「Cease To Exist」。

                  この勢い

     上記のバンドたちに比べると世代が下がる彼らの勢いが詰まりに詰まったこの曲、聴いているこちらにザクザクと突き刺さるぜ。初代ヴォーカルのミッチ・ラッカーがバイク事故で亡くなってから新加入したエディが叫んでいるけれど、こちらも負けず劣らずの絶叫型。このままの線で行けばよかったのに、最新アルバムがオルタナ化した結果人気を下げてしまっている。次こそスゴイの期待しているぜ、スーサイドサイレンス!

 このアルバムは傑作なんですけどねえ

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やっぱりスピードメタル!

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