平日の大混雑ディズニーランドで、もういい加減疲れてマース。
モンスターズインクをあっという間に終え、今度はどこに行こうかとゾンビのようにさまよい歩くなるかみ父娘。娘は何とかしてポップコーンを食べたいらしいのだけれど、行列がすごい。販売所をぐるりと取り巻く人の多さよ。おそらくありつくのには30分以上はかかると思われ、2人でもう少し様子を見よう、と諦めの境地。
この位置からなら「ウェスタンリバー鉄道」が近いので様子を見にウォーキングデッドライクに重たい足を引きずって行くと「ジャングルクルーズ」が45分待ちだという。もはや45分なら許容範囲となった我々は最後尾につきましたよ。
猛獣たちが待っている
ウェスタンリバーも捨てがたいんだけど、僕は数年前に乗っているのでクルーズにしました。娘は、どっちでも良いそうです。30分ほどくねくねと列を歩かされて目に入ったのはこの光景。日本、少子化じゃなかったのですか。
日本中の子供がここに集まっている
そうしてようやく船にたどり着くと流暢にジャングルトークをする船長に導かれ、中身はおそらくものすごいメカニカルな動物たちの住処へと向かう。楽しい!
特に毎日のルーティンワークとなっているであろう船長のトークはなめらかで子供は大ウケ。もうあのトークは自動的に口から出てくるんだろうね。働くって大変だ。
別に水をかけられるわけじゃねっす
それにしてもディズニーランドのすごさはキャストが皆笑顔を絶やさないところだ。どう考えてもこの仕事キツいでしょと思われる人も皆笑顔で対処している。そのあたりのポリシーの徹底はさすがの一流エンタメ企業だ。パレードで骸骨の着ぐるみを着ているダンサーを観て、あれは絶対に僕にはできないとつくづく思ったもんだ。
ジャングル・クルーズ、娘の満足度が非常に高かったので並んでよかった。ちなみにこの施設の隣にあるスティッチの館は昔入ってなんじゃこれと思ったのでスルー。これは並ばなくてもいい。
そして園内は相変わらず人だらけ。つうか増えこそすれ、減りはしないよね、この時間では。
途中、顔がカボチャで出来ているくまらしきオブジェとETごっこをやったりして
ここで持ってきたお茶が終了。水分が欲しい!確かアリスのティーパーティーのあたりに、一箇所だけ自販があるはずだ、そこへ行こう。うわ、そこも行列。
矢印のところまで行かないと買えない
トイレも行列。「トイレの最後尾はここデース!」と一生懸命人ごみの中で叫ぶキャストは社員の鏡。いやバイトかな?
さてやっと販売機の前にたどり着くもすべてのペットボトル、200円!ちくしょう。ラベルが違うからってあんまりでしょう。
マッドハッターが言う、「この世界ではね、夢をお金で買うんですよ!」
一応ペットボトルのラベルの下部が申し訳程度にディズニーランドパターン
200円のペットボトルを2本手に、泣きながら再びさまよい始めるゾンビ親娘が目撃したのはシステム障害で休止となったイッツアスモールワールド!なんてこった!ファストパス取ったのに!
「復旧のめどはたっておりませーん!」
とキャストが泣きそうな表情で叫んでいる。
ごった返す往来の前、ここだけ妙な空間ができていた
時折外国人観光客が不審そうにキャストに訪ね、残念そうにその場を立ち去ってゆく。はるばる遠い国からやって来てせっかくファストパス取って乗れないんだもの、そりゃがっかりだろう。僕のパスは18時40分から。果たしてそれまで復活しているのか?!
どうなっちゃうのかね?