もう相当昔になるんだけど(1995年くらいのころ。そんな昔かあ)、電気グルーヴの石野卓球氏の監修で「ミックス・アップ」という、そうそうたるメンツによるテクノミックスアルバムがシリーズで全5枚、発売された。
並べると超カッコイイね!
そのメンツは
No1 石野卓球
No2 ジェフミルズ
No3 ケンイシイ
No4 田中フミヤ
No5 デリック・メイ
というものだ。
どのアルバムもほぼライブレコーディングで、それぞれのアーティストの個性が際立って面白い。卓球氏のDJアルバムは他にも何枚かあるんだけど、ケンイシイなんて結構珍しいのじゃないかな。
今回アマゾンカード入会による5000ポイント進呈という特典があったのでようやく最後の一枚であるデリック・メイのアルバムを手に入れた。ということでほぼ今誰も気には留めていないであろうこのミックス・アップ、コンプ記念記事をアップ!ミックスアップ!
この企画の魅力はまずなんといってもそのジャケットだろう。昭和生まれには堪らない小松崎茂氏書き下ろしのイラストがそれぞれを飾っているのだ!
サイトもあるのですが、古いのであまり機能しないページが多いです
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では内容よりもそのデザインを中心に見ていきますよ。まずはNo1の卓球ミックスアップ!
安いけど、あんま数は出てません
のっけから女性の声で「あのハゲオヤジさぁー」みたいなセリフが飛び出し、これでもかのボイスサンプルコラージュで、さすがの卓球節全開。とにかく最初から最後まで聴いて飽きない非常に優れたミックスアルバム。電気グルーヴの「恐竜戦車」なんかも収録されていて結構レアなのでは?
そうそう、セリフのサンプリングといえば昔電気は「スネークフィンガー」とかで「俺の死刑執行は一味違うぜ」というヨーヨー仮面だかのセリフをサンプリングしていたっけ。そういうセリフの選び方も非常に上手いんだよね。そんで今このセリフをググったら僕自身のブログにヒットして少し苦笑い。
見ていて飽きないこの中身。やはりマテリアルとしてのCDというのは重要でしょう。そのアルバムのイメージを決定づけるし、所有欲も満たされる。
プラモデルパッケージで時代を築いた小松崎氏トリビュートの設計図も楽しい
No2はジェフ・ミルズ。こちらもライブ感溢れるテクノが満載。ケン・イシイの永遠の名曲「エクストラ」も収録されていて嬉しい。
このような未来のクラブでDJをやっているという体です
こちらはそんなにおまけがついてなかった。中古で購入したからかも
かっこいいねえ
続きはまたあした
テクノじゃないけどね