秩父ぶらっとプチトリップもこれで終わりです。長らくお付き合いありがとうございました。さて、ろくに下調べもせずに市内をうろつき、勝手に飽きて今度は羊山公園というところへとやってきました。
こちらは芝桜がそのシーズンにおいては素晴らしいらしいのだけれど、九月下旬の曇天のもと訪れた僕らにとっては、まるで無関係。
しかも帰ってから気づいたんだけど、僕が訪れた場所は「見晴らしの丘」なるところで、芝桜のシの字もない場所でした。
それでも、まあ見晴らしはよいです。アニメのシーンになったそう
それにしても見所がなさすぎて客ゼロ!
「これ、あまり人がおらぬといいすけ、はしゃぎすぎてはだめぞよ」
秩父鉄道の父に不気味な口調でたしなめられたので早々に別の場所に移動することに。しかし、相変わらずこの場に漂うなんともいえない寂しさ、わびしさをぬぐうことはできない。
おそらく時期になれば、このブランコも子供たちが乗りまくるのだろう
なんとなくしんみりしながら歩いていくと、突然表れたこちらの地方博物館!
おお!地方特有のあのニオイがするぞ!早速200円ほど払って入ろう!
わあ!思った以上に何もないよ!
何もないは失礼だけれど、さほど広くはないスペースに、秩父のシンボル武甲山の歴史やそのほかの資料が飾られている。この時はかろうじて僕らの他にひと組の年配の夫婦がいたけれど、平日なんか全然人来ないんだろうね。いったい、この手の地方博物館はどうやって維持されているのだろう。やっぱ税金ですかね。僕はこういうところで働きたかった。
こういうパネルなんかもどう見ればいいのだろうか
なんか秋田なー、となっていたら、志村!うしろうしろー!
俺たちゃ毎日ここで一ミリも動かないんだぜ そうだそうだ自らの幸福を改めて見直せ!
なんだなんだ?!ケンカか?俺たちも混ぜろよ
次から次へと武甲山の動物たちの亡霊たちが集まってきたので怖くなり、この部屋を退出しました。おや、こっちに何か部屋があるぞ。
どれどれ、見てみようか
誰もいない部屋で、何も映らないスクリーンを見つめて、しばらくは宇宙がいつ終わるのかと考えていました。あと1400億年は大丈夫だそうなので、僕が先にこの世からいなくなることでしょう。
なんだこの部屋
じゃいつもの通り異空間を通っておうちへ帰るよ!
・・・と終わるはずでしたが、帰り道にどうしても気になって秩父の文化の中心と思われるこちらのブックオフへと寄ってしまいました。
車が引きも切らず出入りしていた
おそらくもう二度とこの地へは来ないので入念にさがした結果、先日ご紹介したこちらの二枚を購入することができましたよ。
埼玉コーラでも飲んで帰ろう!
さすがに疲れました
NG集
セルフタイマーロイボ