あ!ムササビだ!
いやいや、吊るされている剥製だよ。ここは埼玉県立自然の博物館。
その昔、塾講師のバイトで小学生の国語を担当したとき、「ムササビのモモ」とかいう話をやったことがあった。
内容は確か小学校のとあるクラスで野生のムササビだかモモンガだかを飼うという話。その中でムササビのモモはみんなに可愛がられてはいるのだけれど、授業中に飛んだり、誰かのカバンや頭に飛び乗ったりと大騒ぎだという。
確か実話を元にしたと思うのだけれど、今となってはどうだかわからない。で、その話を小学生4年生くらいの子供たちに教えていたんですよ。子供たちは口々に
「かわいー」
とか
「楽しそー」
と感想を述べていた。
そこで僕はある女の子に
「もしこのムササビが頭に乗っかってきたらどうする?」
と聞いてみた。すると彼女は即座に
「殺すー!」
と笑顔で答えたので僕は大爆笑してしまった。
彼女はもう成人しているはずだ。
さて、博物館に戻りましょう。
おや、頭上になにやらうごめく影が
キキー!
わあ!ニホンザルの群れだった!先程からずうっとふざけている僕を監視していたらしいぞ。僕は数匹のサルに襲われ、噛まれ、またゾンビになってしまいました。
中年哀愁ゾンビ
さてゾンビごっこも飽きて上の階へと行きました。現在上の階は企画展の準備中で見られたのはこの鳥の剥製コーナーだけ。
基本、ほとんどの鳥の鳴き声をガイドで聞くことができる
このフクロウの剥製、目があまりにすごいので作り物のやりすぎかと思ったら本物もこうだった。
どうしてこんな目の色になるのだろう
「なんだ、そんなこともわからなかったのか?だっせぇ」
「おとうさん、メガロドンがなんか生意気なこと言ってるよ」
「エラソーなこといんじゃない!どうせお前なんかステイサムにやられちゃうんだろ!おまえこそだっせぇ!だっせぇ!」
映画を見てもいないのにやたらと早口でまくし立てる僕に閉口するメグ。このヘンな字幕がついた予告編でも見て反省しろ。
外にモンスターがあります
あともうこんなに本編を見せるんだね、最近は
最近全然映画館で映画を観ていない。やっぱコレ観に行かなきゃダメですかね。さてこの博物館、ミュージアムショップが異様にショボい。
買いたいものが、ない
これ一瞬迷ったけど、買わなくてよかった。
なんだオーソセラスって
「だからー、レストランか休憩所がないとイマイチなんだよ!」
メガロドンの歯の向こう側でコバトンに3時間くらい説教をして帰りました。
なんだかんだ言って楽しみましたけど