楽して儲けたお金はありがたみがない。やはり、地道にコツコツ、自分の力で稼いだお金こそが価値あると思える。
なんでこんな安っぽい教訓めいたことを突然言い出したかというと、先日、爆発的にPVが伸びたからです。基本このブログの一日PVの平均値は最近だと３００～４００くらい。僕なりに頑張っています。約２年間毎日更新し、１０００字以上を心がけ５００記事以上を書き続けた結果、ようやくここまでこぎつけた訳ですな。その道のりは楽ではなかった・・・。いや別に苦労はしてないですけど、むしろ楽しんでやってますけど、それなりの労力をかけていますよ。こう書いたらきっと笑えるだろう、おっと、この文章の表現はイマイチだとか、そういう意識はあるのです。
加えて基本的に話題がコアなので（マイナー映画とかデスメタルとか、どうでもいい旅行記とか）、実用性に乏しく、話題性もないから注目度は低いですよ。しかし、僕にはこんなことしか書けないのです（逆にこんなことならいくらでも書ける）！
しかし、そういう記事に反応していただける方たちもいて、そういった人たちのPVに支えられこのブログを続けているわけですね。いつもありがとうございます！
さて、８月に入ってじわじわとPVが伸びていたのです。ゆっても３００を割る日がない程度で、うまくすると５００いったりして、そうやってブログの成長を密かに実感していた僕。そんな平和で質素な生活に、突如かまされたグーグル砲！
お盆休み期間だもの、少しは見てもらえるかなーくらいの気持ちでアクセス解析を見た。すると
アクセス数 ９９６
という数字が目に入った。
「え」
と思わず声に出てしまった。
ライヴハウス程度のハコしか経験がないのに、突然ホールに引っ張り出されて大勢の観客の前で演奏している気分。
アクセスが増えた嬉しさよりも、気味悪さのほうが先にたってしまった。だって、２０時以降、急激にPVが伸びているのだから。
なんだなんだ、いったい何が起きたんだ？
よく突然PVが伸びる原因としてはてなブックマークとかスマートニュースだとかを聞くけれど、はてなブックマークには載っていないようだった。やっぱほら、原因を知りたいじゃないですか。でも結局分からずじまい。あとで色々調べてみたら、多分グーグルの新着になんらかの偶然で載っかって、それでこういう結果になったらしい。
ぐんぐんPVが伸びているお祭り状態で僕は寝たんだけど、ひょっとしてこのままのPVが続けばすごいことだぞ、これきっかけで僕の小説も注目されるんじゃないか
本来こちらのほうが注目されたいのです
とか、色々な妄想が湧くわけですよ。おめでたいねえ、中年のおじさんがさ。
さて、翌日夕方PVをチェックしてみるとその日は最終的に２５００アクセスあって、次の日もその勢いで８００くらいになっていた。
時間別アクセスを見てみると夜の２０時～０時にアクセスが集中していた。そして１時になった途端、急激に下がり、いつもの感じ。
なんだかゲリラ豪雨にでもあったような気分・・・。
そうして今日のPVはいつもどおり。それでも何百人の方が見ていらっしゃる。こちらのほうが妙に安心できる。
ブログをやっているのならやはり読まれてナンボだろう。せっかく始めたのにPVが伸びないでやめちゃう人だってたくさんいるし、ちょっと検索すれば「PVを伸ばす方法」みたいな記事はたくさんある。
もちろん、僕だって記事を書いている以上できるだけ多くの人に読んでもらいたいけれど、こういうPVの増え方はなんか違う気がしてしまった。
ただ情報を消費されただけだ。
ユニクロで、GUでロックTを何も考えずに着るような人よりも、小さなセレクトショップにやってきて、自分の目で商品をきちんと選ぶような人に見ていただければありがたいのです。すいません、すいません偉そうに。
もちろんその２５００アクセスの中で僕のブログを気に入ってくれた人だっていたに違いない。だから、一概にこんなことを書くのも何なんだけど。機会を与えてもらったことに感謝するべきなんでしょうね。
これでも久しぶりに聴こう
