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榛名・伊香保へぶらっとプチトリップ/大陸系寺院・法水寺をゆく

 猛暑の中、涼を求めて群馬県にある榛名山をドライヴしている僕と娘。第1目的地である佛光院法水寺に訪れてそのスケールに圧倒されるばかり。中々本殿へとたどり着けないのです。まだ階段半分くらいでしょうか?

 ようやく建物が近くに見えてきた。振り返ると大分登ってきたことが分かる。景色が素晴らしい

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途中にあった予想図。恐らく建設途中からこれがあったのだろう。未だ撤去されていないのはなぜ?もう少しで本物を見ますよ!

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    おお、ゴールはすぐそこだ。如来様が励ましてくれている!

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 僕も娘も頑張った!そしてようやく本殿に到着。見ない・聴かない・言わないの小坊主がお出迎え。なんかかわいい。

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できたばかりのこちらは何とも荘厳。さて、ここからはどんな風景が見える?

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    なんだかインフィニティプールからの眺めみたいだ。群馬県下を一望できる

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     夏の雲がほしいままに伸び上がって、巨大な影を山脈の下に落としている

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 日々の喧騒が嘘のようなこの場所。仏道修行には最適だ。毎日こういう雄大な風景を眺めながら悟りを開いてゆくのだろうか。

 これだけの施設なのに、誰ひとりいない。ジワーというアブラゼミの声だけが響き渡る。閑かさや岩にしみ入る蝉の声。

   この写真だけ見るとなんだか沖縄に来たような錯覚に陥った。行ったことないんですけど

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 本殿の中には入れないのだろうか?と思い、正門の方へ回ると、入口があった。そう、このお寺は誰もが自由に見学することができるのです。

 少し進むとなんとウェルカムウーロン茶があった。そして、向こうの方に、女性僧侶の方がお二人いらっしゃった。先客がおり、その方に色々と説明をしている。

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僕らも挨拶をして控えめに見学。何人かいらっしゃた僧侶やスタッフは台湾・中国の方だそうで、非常に親切に接してくれました。さらには二階へもどうぞ、と勧めていただきゆっくりと見学しました。

 二階には、かなり大きめの仏様が安置してあったのですが、はばかられて写真は撮りませんでした。

 

 さて一通り見学した最後の出口のところにこんなコーナーを発見。

        108枚のめくれるプレートが並んでいる

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      そうしてこんなことが書いてあります。

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 願い事、悩み、相談事は山ほどある僕、一も二もなくめくることを決意。何か素晴らしいアドヴァイスをいただけるに違いない。

       ぱっと目に入った99番に決めた!さて何が書いてあるのだろう

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               思ってたのとなんか違った

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 おみくじ感覚でやってはいけませんということなのだろう。

 書き下してみますか。

 智仁勇の三達徳、智是れ般若なり、仁是れ慈悲なり、勇是れ菩提なり。

 ちょっと高尚すぎました。

 

 さていよいよ出口というところに、このようなものが貼ってあった。

               あれ、これどっかで見たな

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        御来迎の図なのだろうか。何かの設計図のようでもある

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              いや、それは多分関係ないから

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       あ、わかった、寺院正面にあったレリーフだ!

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    これが実物ですね。圧巻というほかない。とにかく良いものを見たという感想でいっぱい

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         来てよかった!非常に清々しい気分で車に向かいます

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 階段を下り切ったところでちょうど祖父・祖母・父母・孫達といった構成の家族連れがこちらに歩いてきた。

「すいません、この上には何があるんですか?」

とおじいちゃんらしき人に聞かれた。

「お寺があるんですよ。すごいですよ、絶対に行ったほうがいいですよ」

と僕は答え、彼らがあの素晴らしい雰囲気に打たれることを期待した。

           布袋様を後ろから見るとこうです

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さて次は榛名湖を目指します。

 

今日は写真成分多め

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