書き始めると結構書けるスネオヘアー、今日もその話題です。
セカンドアルバムのこちらも再演するそうで。
これもいいアルバム
- アーティスト: スネオヘアー
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct(Japan)Inc.
- 発売日: 2014/04/01
- メディア: MP3 ダウンロード
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十番勝負とかいっているのでファンは大変だ!見たいのはヤマヤマだけれど、そこまでの金と時間と気力と体力がない。
このアルバムも「ウグイス」「セイコウトウテイ」などの名曲が入っていてそこそこは好きなんだけど、やはり僕にとって「スネスタイル」のインパクトは大きかった。
しかし!この後に出たミニアルバム「東京ビバーク」がすごかった。
特に2曲目の「冬の翼」はスケールの大きい名曲だった。
この曲のPVはアーノルドという巨神兵みたいなロボットが出てきてそれを作った博士(妙に頭が長くて真面目なのかふざけているのか)が「お前はものを壊すために生まれたんじゃない!」と説得して結局自爆、みたいなヘンな内容だった。イラストレーターの本秀康氏がキャラデザを行い、多分それなりに話題になったんだろうけど、曲と一切なじまない!PVも曲もどちらも素晴らしいのだけれど、お互いその良さを打ち消しあってしまっている感じ。
YOUTUBEでは閲覧不可です。ニコ動でなら観られます。
この「冬の翼」のストリングスの部分、かのレインボーの「スターゲイザー」を彷彿とさせるストリングスの入り方で、それがこの曲をワンランク上の楽曲に仕立てていると思うのですがどうですか。気になる方はぜひお聴きください。本当にいい曲だから。
さてこのミニアルバムでいやースネオヘアーすごいなー、なんて思ってたけれど次の「フォーク」はイマイチでした。
いや悪くはないんですが、相対的に
当時友人に散々スネオヘアーを勧めていたのだけれど「フォークっていうの聴いたけどあんまりだね」などと言われて記憶もあり。やっぱり「スネスタイル」から聴いてもらわないと!
しかしですね、この後出た「カナシミ」、これは非常に良かった。曲構成と質が「スネスタイル」に非常に似通っているのだ。だからといって二番煎じでもない。
- アーティスト: スネオヘアー,azumi,渡辺健二,箭内道彦,根岸孝旨,池田貴史,會田茂一
- 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
- 発売日: 2005/12/07
- メディア: CD
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特に2曲目の「ワルツ」はいい曲だよね!「訳も知らないで」系統のさらに進化したスネオ切なソングの到達点!
このあたりの曲からようやくYOUTUBEでも観られます。いい曲!
そしてそのあとに続く「悲しみロックフェスティバル」も素晴らしい。
あっ!見つけた!
今いろいろ検索した結果、ここからなら、一部のプロモを見ることができます。音質も画質もイマイチだけれど、スネオヘアーに興味を持った方は情報を得やすいでしょう。
さて、この「悲しみロックフェスティバル」という曲にはなんともいえない叙情性をたたえたストーリー性があって、まるで小粋でほろ苦いショートショートの恋愛小説を読んだような気持ちになる。字面だけ乗せると陳腐になりかねないので引用はしませんが、今こういう歌詞をかけるのは日本でスネオヘアーしかいないのではないだろうか?ぜひ曲とともに味わっていただきたい曲です。
僕この「カナシミ」アルバムの最初の4曲は本当に神がかっていると当時思ったもの。まあ、後半は実はあまり聴かないんだけど。そしてしばらくあとに「スカート」やらなんやら数枚アルバムが出ていますが、あんまり聴いてないな、ごめんなさい。一番直近でも「ロデオ」を購入したのが最後だもんね・・・。
王道のスネオヘアーロック!
スネオヘアー、おしまい。今日、車でずっと聴いていました