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暑さを避け、丸沼高原へ出よう 白根ドライブイン編

 丸沼高原って結構遠いのですよ。かなりの山を越えてゆく。

           群馬県片品村だそうです。こういうのを里山っていうのですね

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 さて、山を登る途中、イイ感じのドライブインを発見、急遽寄る。

           AT THE DRIVE IN

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 今の時代、道の駅が主流となって、この手の個人経営的ドライブインってあまり見られなくなってるよね。当然中身はイイ感じにひなびておりました。食堂もあったから、ここで何か食べても良かったかな。

 

 中に入ると、スズメバチの巣の標本がかなり誇らしげに飾られていた。田舎っぽい!

           かなりでかい!こんなのが家にあったら卒倒する

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 そしてドライブインの雰囲気に全くそぐわないポップなM&Mの人形が。

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             一瞬どういうことか理解に苦しむ

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この人形が抱えている箱自体がゴミ入れかと思ったら、この箱の中にぎっしり詰まっている広告やら新聞紙やらで作った紙のゴミ入れのことだった。

           ご自由にというので一ついただく

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 さて、この白根ドライブインの外にはなかなかの味を醸し出している看板がいくつかあった。

            やはり店主の親父さんが一生懸命描いたのだろうか

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          きちんと裏側にもペイントしてあり、ぬかりがない

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 上で娘がチップスターを食べている場所はゴザが敷いてあり、ここまでの運転で結構疲れた僕は誘惑に抗しきれずフラフラと横になってしまった。

            昨日暑くて寝苦しく、睡眠不足なんです

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    いい加減、娘が飽きてきたので更に上を目指すことにしました。

  ちなみにこちらはトイレの横から見える片品のグルーヴがビシビシと感じられる風景

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 それにしてもやはり高原を目指すとなると、登る登る。冷房をかけながらなのでエンジンにも負担がかかってるんじゃないのか?今回のドライヴはコペン注:ブログ主である、私なるかみは普段はコペンを使用しているのです。知らない方にとっては???ですよね)じゃなくて12万キロ走っているトヨタサクシードで出かけてきたので、実は少々心配になる。

             トヨタ車なのでまあ故障しない

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 そうこうするうちにようやく丸沼高原へとたどり着きました。

 もともと丸沼には寄るつもりは無かったんだけれど、乗ろうと予定していた白根ロープウェーを長女が拒絶したために(怖いらしい)、じゃ涼しげだし久しぶりに行くかと湖畔までの結構な急坂の細い道(しかもガードレールとか無くて怖い)を下って到着。

         それなりに日は照っているけれどもさすがに涼しい

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 この丸沼は非常に美しい湖です。風光明媚とはこのことか。しかし変に観光地化されているわけでもない。まあ売店の一件くらいはあるけれど、基本自然を存分に堪能できる場所です。

 

 独身だった二十年くらい前にあまりにヒマで、魚でも釣ろうとかなりの時間をかけてこの湖にやって来た僕はひとりボートに乗ってこの湖に漕ぎ出したことがあった。しかし魚などさっぱり釣れず、諦めた僕はボートの上でうつらうつらしてしまい、1時間くらい寝た覚えがある。

 あれから二十年たっても湖は変わらず美しかったが、僕は子供がここまで大きくなるほど年を取り、少々衰えた。

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 おあつらえ向きに木陰があり、そこを目指して歩く僕ら。静かな湖畔には鶯やホトトギスらしき鳥の声がこだまし、ここは天国かと錯覚してしまう。

 

またあした。

 

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