カーディガンズ、最近とんとCD出してはいないけれど、活動はしているらしいですね。まあ、WIKIの情報なんであまり当てにはできないんだけど。
それはそうと、カーディガンズといえばやはり「カーニヴァル」でしょ。
この曲で北欧のマイナーポップバンドは一躍世界的に有名になった。僕は当時深夜放送されていたBEAT UKという番組でこのプロモの一部を見て、うお、なんだこの素晴らしい曲はとすぐにアルバム「ライフ」を買った。
まあ、カーディガンズといえばこのアルバムだよね
ただですね、残念なことに、僕のこのアルバムに対する評価は結局「カーニヴァル」のみで、ほかの曲一切覚えていないのだ。結構、そう言う人多いんじゃないの?でも当時は熱に浮かされていたからか、1STアルバムも買ったわけ。
僕はむしろこちらのアルバムの方が好きだ。特に一曲目のシック&タイアードはメガトン級の切なソングだ。
ただ、このアルバムもこの曲とあと終わりの方に入っているブラック・サバスをカヴァーした「サバス・ブラッディ・サバス」くらいしか聴かない。
・・・そう、なんと一見学生バンドがおしゃれポップスでなんでぇ、みたいなバンドの見本の彼ら、こういう小狡いことしてるんですよ!
本来はこのように暑苦しくも美し曲なのですが。サムネイルがもう
まあ確かにサビの部分、カヴァーしたいのもわかるけどね。しかもカーディガンズ、確信犯的にこっちもやってる。
こんなのアリ?よすぎる
本物はもっとオドロオドロシイ
どうせならパラノイドもやってよ。
なんというか、メタルバンドが通常のロックソングやポップミュージックをシャレでアレンジ、というのはあるけれども、彼らはその逆をいっているわけで。
他にこの手の曲だと、コーデュロイ(イギリスのアシッドジャズバンド)がモーターヘッドをやはりオシャレにアレンジしていたのを思い出す。
本来はこうですよ!コーデュロイ、やりすぎじゃないのか
さて、このアルバムを車でかけて娘に聴かせていたときのこと。
僕ら親子は通常、その時点で聴いているCDのジャケットを、僕が助手席にいる娘に渡し、それを娘が熟読するというシチュエーションになる。そしてそのバンドがどういうバンドか僕が講釈をたれるのです。
このアルバムの時は
「このCD、もう30年くらい前に発売されたんだよ」
ということを教えた。するとそれを聞いた娘は
「じゃ、この犬もう生きてないよね」
だって。すごい笑った。
カーディガンズ、その後出した「ファーストバンドオンザムーン」
が僕にはイマイチで、アルバム「ライフ」と共にもうカーディガンズ聴かねえなと売ってしまった。
しかし久しぶりにカーニヴァルを聴くと、やっぱ良いな。また聴くか、と立て続けに中古で激安だったこの二枚を購入した。
そしたらなんか初期とは全く別のバンドになってた!
特に『グランツーリスモ』のほうなんてポストロックだった。一曲目の「パラライズド」なんかNINですか?
まあポップではありますが
バンドに歴史アリですね。そのうちにまだ入手していないものも欲しいデス。
でもほかに欲しいCD沢山ありすぎてね