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ヴァン・ヘイレン/レディプレイヤー・ワンで若年層にもアピールか 僕の80S

       いよいよ来週公開予定のレディ・プレイヤー1

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       そんで公開直前にこういうのもやってます。

                   僕は我慢して観てません

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 そうして以前書いたこの記事が、現在僕のブログのPVを底上げをしています。
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  映画はまあ来週観に行くとして、やはりここはヴァン・ヘイレンのことを少し書きます。大体のアルバムは聴いているんですが、その全てを覚えているかというと怪しい僕。ちなみに今こちらのアルバムをプライムのストリーミングで大音量で聴きながら書いています。無茶苦茶いいアルバム! エディ、デイヴ、アレックス全く衰えず!

  ヴァン・ヘイレンくらいのキャリアのあるビッグアーティストだと、結構な数のアルバムがプライムミュージックにラインナップされていて嬉しい。最近レディ・プレイヤーワンPV特需のおかげで結構彼らのアルバムを聴いてます。

 

 さて僕が初めてヴァン・ヘイレンを聴いたのは中学生の頃だった。すでにその頃にはアルバムを数枚出していた彼らのキャリアはすでに確立されていたけれど、僕はまだあまりハードロックやヘビーメタルを積極的には聴いていなかった。

 むしろイギリスのニューウェーヴやエレポップを中心にマイナーなバンドを発掘することに忙しかったのだ。とはいえ、それ以前にはジャーニースティクスをさんざん聴いていたので、ある程度ハードなギターサウンドに対しても違和感はなかった。そうして僕がよく見ていたローカルの音楽番組でこれがしょっちゅう流れていたのだ。

        アンソニーのハチマキの「必勝」の字が逆さま!

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 何が良かったって、いきなりプリティ・ウーマンに入らずに、その前の「イントルーダー」から始まっていたところだ。この苦しげな、むせび泣くようなギターのインストはいつ聴いてもシビれるぜ!PVもこの当時の内容としては結構凝っている。ジャーニーのあの大ヒット曲の「セパレイトウェイズ」が港の倉庫でただ歌っていただけという体たらくに比べれば100倍楽しめた。

           まあこれはこれで一周回って面白いのですが

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      そうしてリアルタイムでなんといってもJUMPですよ!

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 とにかくこの曲はロック史上に永遠に輝き続けるだろう。たった十秒ほどのキーボードのフレーズが全世界のリスナーの心を鷲掴みにしたのだから。まあ、当然買うよね、1984。

  言わずと知れた名盤。もちろんJUMPは言わずものがななんだけど、他にもPANAMAというメガトン級のハードロックや

    メインリフに入る前のハーモニクスのフレーズなどは天才エディしか思いつかない!

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 当時耳を疑ったアレックスのキックが炸裂するキラーチューンのHOT FOR TEACHER

           娘がこの曲の日本語歌詞を熱心に見ていてヒヤヒヤ

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 があまりにもすごくてブッ飛んだ。HOT FOR TEACHERのギターをコピーしようと何度かトライしたけれど、悲しいかな僕の技術と忍耐ではコピーできなかった。イントロは諦めて、バッキングのリフだけを何度も弾いたっけ。ベースは簡単なんだけどな。

 ヴァン・ヘイレンはエディのギターがフィーチャーされるのは当然なんだけど、僕はアレックスのヤケクソ気味のドラムが大好きだ。いかにもアメリカンハードロックを体現している彼のスケールの大きいドラムは技術云々ではなく、このバンドになくてはならないものだ。常に鳴っているがごとくのクラッシュシンバル、ライヴ映像を見ればわかるけれど足が二本しか無いのに四つもあるバスドラ!

 東京ドーム公演時の、あまりに派手なアレックスのドラムソロ(というか舞台セットの演出)に、一緒に観に行った友人が口をあんぐり開けて見ていたのを思い出す。

                最後にはお前宇宙人か!と叫んだ

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 そうそう、竜巻映画「ツイスター」で主人公たちが車で竜巻を追いかけるシーンがあって、そこにこの曲がかかるんだけど、イントロのクラッシュシンバルの音がでかすぎて映画どころでは無くなって一緒に観に行った友人と爆笑した覚えがある。

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 「アレックスのドラムがうるせえ!シャンシャンシャンシャン!」

と映画館を出た後も、友人と笑いあった僕の青春は輝いていた。

 ちなみにこの映画は別のシーンではディープ・パープルの「チャイルド・イン・タイム」をわざわざかけるシーンがあるのだけれど、監督のヤン・デ・ボン(今何してるのだろう)はハードロックが好きだったのだろうか。

 

 1984が大ヒットした後に、しかしまさかのデイヴ・リー・ロスの解雇!これにはみんなびっくりした。そしてまさかの後任がサミー・ヘイガーというビッグネーム。でもこれくらいじゃないと釣り合いが取れないか。

 デイヴはデイヴでスティーヴ・ヴァイビリー・シーンという布陣で「EAT’EM AND SMILE」(奴らを食ってニヤリ)をリリースし、これがまた素晴らしいアルバムだったが

 ヴァン・ヘイレン「5150」のあとに出したアルバムのタイトルがOU812(OH YOU ATE ONE TOO=お前もアレ食ったのか?)というのは大人気ないと思った。

 

 でもなんだかんだ言って初期の頃が好きな僕です。やっぱり「炎の導火線」は今聴いてもすごいもんね。

 僕はこのアルバムの曲を大学生の時にサークルの余興ライヴ用に組んだバンドで演奏したんだけど、一曲目のランニング・ウィズ・ザ・デヴィルはちゃんと歯でベースを弾きましたよ!

                  結構弾けるもんだ

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  一応ヴァン・ヘイレンを知らないままなんだかなーと見ている方のためにこの頃のお勧め曲も貼っておきます。

  言わずと知れたユーリアリーガットミー。ヴァンヘイレンのオリジナルかと当時は思ってました。

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やはりエディといえばライトハンド。超絶ソロのイラプションは当時のギターキッズの度肝を抜いた。どうやって演奏してるんだ!?と話題騒然だった。

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そして最後はこの曲、「AINT TALKIN BOUT LOVE」ですかね。簡単なコードのリフなのに、ここまでの名曲に昇華させたエディ、やはり只者ではない。

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 でもアルバムとしては結局これ

1984

1984

 

 

 小説でもイラプションを弾いています

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