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僕のカルチャーセレクトショップ

佐野プレミアム・アウトレット 極私的ガイド 1

 年に数回、佐野プレミアム・アウトレットに出かける僕。昔はアウトレットモールへ行くとせっかく行ったのだからなにか買わなきゃ!という強迫観念を持っており、その度に散財していた僕だけれど、ここ最近は暇つぶしにショップを見て死ぬまでの時間つぶしの一端としているのが専ら。

 それにしてももう、アウトレットですら服を買わなくなった僕。だって、ZOZOUSEDがあまりに充実してるんだもん。

 それに関する記事はこちら

www.otominarukami.tokyo

  加えて最近はまたかなり服を売ったので結構ゾゾポイントが貯まり、服に回せるお金に若干余裕がある僕。そんな僕がなぜ今日出かけたかといえば、小4の娘のトレーナーを購入せよというミッションを妻から受けたからです。

 まあ、遊びがてらに二人で行ってきましたよ、強風が吹き荒れる佐野へと。せっかくなので参考にはならないでしょうが、僕がいつも回るショップをご紹介します。

 

 11時頃到着。休日のアウトレットモールといえば大混雑のイメージあるけど、車はそこそこ、混雑しているほどではないのでこのくらいの時間についても余裕です。

 着くなり田舎の風が轟轟と吹き荒れ、娘がかぶっていた僕のハットはあっという間に道路へと飛ばされる。車にぺしゃんこにされる前に、僕は近年にない猛ダッシュでハットを救出。今日一日分の体力をここで消耗する羽目に。

       この帽子が気に入ったとのこと。この直後に帽子が強風で吹き飛ばされた!

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 ここのアウトレットのロケーション、すごい。モダンヨーロッパ風のショップ群の向こうに堂々と広がる栃木の原野とのギャップ!

         一見、おしゃれな街並みに見えるでしょ

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  でも、この通りをちょっと真っすぐに行くとこの風景。PRADAとか入っているのに

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         うわーおとうさん、風が強くて飛ばされちゃうよー!

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 軽井沢のアウトレットなんかは土地柄もあって非常に洗練された感じがするんだけれど、どうもこの佐野アウトレットは周りの環境もあってか多少泥臭い感じが否めない・・・まあ僕も田舎もんなので偉そうなことは言えませんけど。でも適度にこぢんまりしているので2時間くらいで回りきっちゃう。このくらいがちょうどいいよね。あんまり大きすぎるともう疲れちゃうよ。

 

 さあ、ではお気に入りのショップを回りますか。まず一件目はナノユニバースです。

               ナノユニ、入ってます

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 アウトレットでナノユニって当時珍しかった気がする。僕好みのダウンジャケットが1万円!で売っていたけれど買わない。昔なら買ったけれど、年をとるほど金銭的余裕がなくなるという負のスパイラル現象に巻き込まれている僕はそんな服を買っている場合ではないのだ。加えて最近ZOZOUSEDで既に別のナノユニのダウンジャケットを1600円でポイント購入したしね。

 

       その向かい側にはポール・スミスが入店。

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 カラフルな色使いとそのネームバリューで昔から日本でもかなり人気のあるブランド。僕も大学生の頃かなり憧れて、2万円くらいするグリーンの葉っぱを散りばめたデザインのコーデユロイベスト(普段遣いにはあまりに難易度が高かったにもかかわらず)をステージ衣装用として購入したり、パープルのストライプシャツを買って着ていたりした。

 このシャツですね。今はもう着る歳でもないなとこの間ゾゾで売った。800円くらいで売れました

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 このシャツはゾゾで売れたけれど、前述の高級葉っぱベストは実家のうどん屋で母親がそれをナチュラルに着こなして接客しており、笑った。

 

 今でこそ、このようにアウトレットでも見られるポール・スミスだけれど、昔はセールスをしない強気のブランドだった。デザイナーのポールもだいぶおじいちゃんになったよね。僕ポールスミスがあるとたいていざっと店内を見て、いつも買わない。というか高くて買えない。レザージャケットがアウトレットなのに14万円で売っており、娘が目を丸くしていた。いい服というのは高いのだ、娘よ!大きくなってお金を稼いでディオールでもお父さんに買っておくれ。

 

    こちらはもっと庶民的なJUNです。こちらも昔からあるよね。

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 セレクトショップ系のアウトレットショップより割安感があります。無難でベーシックなデザイン、適度な流行を抑えたマテリアルが揃っているので気軽に買えるでしょう。10年くらい昔、3000円くらいで買ったストライプのワイシャツ、いまだに現役。たまにサイコバニー(という結構カッコいいブランドがあるのです)とのコラボ商品があったりして侮れない。ただもう僕の歳でJUNを着るのはちと辛いかな。

 

  アウトレットを南方向へ進むとこのようなオブジェがあります。

      映画「プロメテウス」で出てきた黒い液体の容器みたい

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    そしてそのすぐそばにはこのような注意書きがあります。

              なんかちょっと笑う

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 さてこのような施設で問題になるのは食事。観光地料金で割高なものが多いアウトレット業界において、この佐野プレミアム・アウトレットは良心的です。庶民のためにフードコートをご用意くださってます。

     まあ、アウトレットに来るくらいなんだから安いほうがいいよね

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 僕は(多くの人がそうでしょうが)混雑が基本的に嫌いなので早めのお昼をいつも心がける。この時点で11時20分くらい。だから席はまだ結構空いていた。

                    ごはん買ってきたよー!

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  今回はどこのだか知らないけれど名物だという「わらじカツ丼」とマグロサーモン丼(小)ですませる。

              ピンボケ。これで二人分。少食。

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 いかにもフードコートな食事ですな。わらじカツ丼はこんなに大きいのです。

         これ、(中)で700円。二枚でお腹いっぱい。

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      美味しいが、飽きる。しかも二枚目がサルの手みたいでビビる

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 二人で1200円という奇跡的な安さ。おかげで後でスタバに入れた。

 

               続きはまたあした 

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ここ最近PVダダ下がりで意気消沈してましたがBANDMAID特需で盛り返し!

kakuyomu.jp