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多少は役に立つ多摩六都科学館ガイド 3

 相変わらずの多摩六都館ガイド、多分明日まで続きます。内容が充実しすぎ!

www.tamarokuto.or.jp

 

 鳥好きの娘がかなり食いついていた剥製群。

             興奮気味にパパの知らない鳥の名前を連呼

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 別の展示を見ていて、振り向いたとたん大量の標本に出くわした娘は「わ!びっくりしたー!」と頓狂な声を上げていた。

                 「少年の日の思い出」(ヘッセ)!

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 クジャクヤママユは飾られていなかったけれど、僕蝶はやや苦手。ガはもっとダメ。そしてその横には昆虫の展翅の方法が微に入り説明されていたよ。

 

 実際もっと近くで写真を何枚か撮ったのだけど、ピンがびっしりと刺さった(実際には昆虫には刺さないでその足の周辺に刺す)その画がかなり神経を逆なでするので掲載は見送ります。ちなみに中央にはサソリが展翅されている。

         ヘラクレスオオカブトムシをはじめ、魅力的な昆虫が飾られてます

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 ただ、この「昆虫採集セット」は懐かしかった!僕持ってた!そしてセミか何かを展翅した記憶アリ。ホルマリンが入ってるのかな。

      これ、今でも売ってるんですかね?注射針が入っていたから、ダメなのかも

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      さて、なるかみ親子がのぞいているのはなんでしょう?

 

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       こたえ、人工的に作られた武蔵野の雑木林の一部でした。

 

 これは自然の宝庫の縮図だった。よくみると色々な動物やら昆虫やらを見つけることができるよ。

                 生き物を探せ!

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いた!うおお!大量の甲虫の群れ!スズメバチがいるリスクを冒してでもほしいよ!

 

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 そうそう、これを見て思い出した。僕は丁度今の娘の年頃(小学4~5年生)に、母方の田舎で夏休みを一週間ほど泊まり込みで過ごしていた。ひとつ年下のいとこと毎日裏山へ登ってはこのような状態のカブトムシやクワガタを何匹も発見し、最終的に50匹くらいも捕獲した。そうして川崎市の実家へその宝を持ち帰ると僕はスターになった。毎日友達がカブトムシやクワガタを見に来た。

 世話が下手で結局冬を越せずほとんどが死んでしまったが、なに、また捕ればいいやと軽い気持ちで翌年山へ行くとほとんどカブトムシがいない。

 

              僕が乱獲したからだ!

 

 そのとき初めて生態系の破壊ということに思いをいたした(嘘)。

 しかしこの出来事は僕にとって今でも心の片隅に巣食うほろ苦くも、また一方では眩しい思い出である。

 僕は折に触れてはそのことを懐かしく思い出すのだけれど、おととしその山へ例のいとこと一緒に登ったところ、毎日通っていた山道は荒れ果て、縦横に絡み合った木々が乱獲の恨みを晴らすかのように生い茂り、もはや通ることすらできず、僕らはあの日々から40年後の夏の強い日差しを浴びてただ呆然とその茂みを眺めるしかなかった。

 

 

いや、あなたの感傷なんてどうでもいいですから。      そうだそうだ!次の階に行け!

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 うさぎと青大将にたしなめられ、展示室3「仕組みの部屋」へと移動。ここは電気、ガスその他さまざまな仕組みを学ぶことができる。

              省エネ家族のパネル、マメすぎて引く・・・

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 まずペダルをこいで発電をしてみよう!とチャレンジしたのはいいけれど・・・

                   漕ぐと街に明かりが灯るしくみ

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子供たちが三人同時に漕ぐのでだれがどの電気を作ったかが分からず、達成感全くナシ

               遊園地に明かりを届けるという体

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  それでも娘が「こんどはおとうさんがこいでよ」というので全力立ちこぎ!

          小中学生の頃って、自転車の乗り方いつもこうだった気がする

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  ・・・ところが汗だくになって横を見ると娘がいない。って見てないじゃーん!

 

     彼女はとっととピアノの仕組みのコーナーへ移動していた。

       実際にピアノがどうやって音を出しているのかを見ることができる

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 おそろしく乱暴にピアノを叩いていた男の子のあとに奏でる娘のピアノは澄んだ響きで、「うーん、上手になったなあ。どうです、みなさん、聴いていますか」などとひとり悦に入っていた親バカ父さんたる僕。しかしその直後に弾き始めた別の女の子が娘よりもはるかに上手で、軽い嫉妬を覚える。

 娘はそんなことには一向に無頓着でリニアモーターカーの模型を熱心に観察。

           何かと最近話題のリニア。実際に浮いています

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続きはさらに明日。このシリーズ、長いっす

 

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僕の「少年の日の思い出」

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