図書館で借りたCDの続き。
最後におお!と思ったのはJAPANの1STが置いてあったこと。
ジャパンについてはこちらの記事で昔書きました。そこそこ読まれているようで、根強い人気を知る。
それにしても何故こんな古いアルバムが?僕はカセットで昔持っていたのだが、僕が聴いていたジャパンはこんな感じだったから、
エレクトロニクス、ばりばり。
初期のこんな彼らとのギャップに驚いたものだ。
ギターなんてサンダーバード使ってるし。
後半、何故かプールに服のまま入ってくつろぐ彼ら。ヴォーカルのデビッドが死体ごっこしてます。
VOのデビッド・シルヴィアンの歌い方も拙く、更には後期からの落ち着きからは考えられないようなシャウトをしている。今改めてこのアルバムを聴いてみると、これはこれでかなりいいロックアルバムだと思える。まだベースの故人であるミック・カーンの個性あふれるフレットレス・ベースは聴けないし、シーケンサーの音もなく、ギターがかなりフューチャーされている。後期なんてほとんどギターの音のカケラも無いんだけどね。
このあたりのダークな感じがものすごくかっこいい。
ぶっぷぱーうわ、ぷぱぱうわ(この曲のベースライン)
1STの頃って見ようによってはグラムロックのようだが、後のヨーロピアン的哀愁に満ちたダークなサウンドをイメージしながら聞くとまた興味深い。当時、ジャパンは日本では大人気で、本国イギリスよりもセールスがあったらしい。他にもその需要に答えてかデュランデュランやカジャ・グーグーのようなアイドルバンドが日本で人気があった。僕はそう言ったバンドで洋楽に目覚めたのだが、彼らはその人気に裏打ちされるテクニックを持ち、また良い曲を書いていた。
それにしても今、ティーンエイジャーでこういうルックスの良い外タレを好んで聴いている層っているのだろうか?ジャスティン・ビーバーとかイン・シンクとか?
今日は忙しくてやや記事少なめです