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コペン、走行10万キロ

 僕の愛車、コペン

 僕は昔から飛ばすわけではないけれどもスポーツカーが好きだった。なにせスーパーカーブームをもろに受けた昭和の子供だったからね。一番好きな車はやっぱりランボルギーニカウンタックLP500S!

 で、そういうカッコいい車へ憧れからなのだろう、今まで乗った車はみんなスポーツカータイプ。最初はおじさんからもらったトヨタのレビン。

 スポーツカーってほどじゃないけど。トレノではなくレビンってところが少し残念だったけど。20代当時、バンドの練習が深夜、西荻窪で毎週2回ほどあり、多摩センター周辺に住んでいた僕は車がないとどうにもならなかったので、どうにか叔父に都合してもらったのだ。そのおじさんは去年他界した。RIP.

 その車、僕は近所の交差点で車相手に派手にぶつけて廃車。あれはヘコんだなー。でもその頃にはバンドもやらなくなっていたし、維持費もバカにならなかったから潮時だったのだろう。その後バンドの夢が潰えて地元に帰って就職して買った車は中古で黒のセリカ2000GT。これはカッコよかった。

         

    まだ30代の僕。マイルドヤンキーではないですよ。KORNに憧れアディダスジャージ。

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 バブル期のクルマなので無駄に装備が豪華だった。カーステレオのスピーカーが10個もついてたよ。でもその後エアコンが全く効かなくなり近所の知り合いのおじさんに15万くらいで売った。

 そうして次に買ったのはマツダロードスター。いい車だったけど、2回くらい壊れたので(その都度10万単位で修理代がかかった)僕マツダに対する信用度は低いです。その後、子供が生まれてツーシーターでは対応できなくなり、泣く泣く売却。フロントマスクを輸入して買ったり、色々とカスタムして楽しかったけど仕方なくしばらくは妻のマーチで我慢。3年くらいしてそのマーチが壊れがちになったので思い切ってコペンを購入。「また二人乗り?」という妻の冷たい視線を尻目に「ほら、軽自動車だから色々安く済むし。それに毎日乗る車なんだからやっぱり乗りたい車がいいよー!」と駄々をこねて説得。

 

            じゃーん。買ったばっかで輝いているコペンちゃん。

 

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 カーステレオで初めてかけた曲はエクソダスの「インパクトイズイミネント」。車がクラッシュする音で始まる曲です。

 

 買った当初、多少のカスタムを施した。といってもエンジンをチューンナップするとかではなく、見た目を変えるってことですけど。まずは給油口にフューエルドガーニッシュというアクセを装着。オークションで注文したのだがなかなか届かずヒヤヒヤした。 


               まず給油口に 

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                 こう。      

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 これがあるだけでいいアクセントになる。そしてへそくりを大放出して購入したホイールを装着! 


                  これが 

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                 こう

 

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        仕上げにタイヤにホワイトレターを入れる。こう。

 

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 おおお、頭の中に描いてたイメージそのまま。レーシングカーみたいでいいぞ! これ毎週ホワイトの修正ペンを使って白を入れていたけど5万キロくらい走ってタイヤ交換しておしまい。このホイールも今ではスタッドレス用になっている。

 

 スタッドレスで思い出したけど、僕以前スタッドレスと間違えてノーマルタイヤのホイールを楽天で注文してしまい、しかも返品交換が効かなかった店だった!今時そんなのある?だから僕、コペンのホイール3セットも持っている・・・。

 

 さてそんなこんなしているうちにコペンは10万キロを迎えました。

 

 いよいよその数字が近づいてくると、ただの数字だけれど一応記録だけはしておくかなということでこちら。

 

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                  99998

       

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                  99999

 

       1キロ走るたびに「おー」となって停車して撮影。ばか。

 

 筒井康隆氏の『虚航船団』という小説は登場人物が全て文房具なんだけど、そこに登場したナンバリングは歩くたびにカウントが増していく設定になっていた。そしてただ彼はひたすら数を数えることに生きがいを見出しているのだが、そのカウントが9999から10000に変わった瞬間ナンバリングは爆笑するのだ。

            

           まさに僕のコペンもその瞬間を迎えた。

 

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          100000。わはははははははははははは。

 

 ああ、いよいよ10万キロかあ。なんとか20万まで乗れるかなあ。買い換える余裕はない。しかしメンテはしなければならないから面倒だ。タイミングベルトも代えなきゃ・・・。お金がかかるねえ。このブログが一日1万PVとか、小説が誰かの目にとまって出版されてヒットしないかなー。

 

その前に認知度が。でも5000PVが見えてきました。誰か出版して!

kakuyomu.jp