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ビョーク×スカンク・アナンシー

 

 今日の読売新聞のテレビ欄の広告をみてたまげた。なんだこのラインナップ。今何年だ?三十年前にタイムスリップしたのか?

 

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 写真に写っているメンバーがことごとくおっさんか、おじいちゃん。ヒューイ・ルイスなんかヒドイ。それにしてもMR.BIGって日本の人気根強いんだなあ。武道館だもんね。シャイボーイやるかな。やるだろうね。

 ナイト・レンジャーは少し見てみたい。でも知ってる曲1sTと2ndだけ・・・。

 

 音楽ファンの高齢化が著しい。僕だって肩こりでピップエレキバンをしているような年だ。エレキバンをするなんて、年寄りのすることだと昔は思っていたけれど、ついに僕にもその時がやってきたのだ!

 音楽ファンの高齢化といえば、この広告のウラ面にはこれが。ラウドパーク17。

  

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ラウドパーク、スレイヤー来るのか!スゲー行きたいのだけれど土曜日でアウト・・・。娘とスレイヤー見たかった。ブルへリアとかオーバーキルを一緒に観られる機会なんて、もうないだろうに。

 

 それにしても、若いバンドが殆どいないという事実。二日目のヘッドライナーがマイケルシェンカーって、50代以上限定なのではないか?演者も、観客もみんな年寄り。

密かにアンセムアウトレイジ、そしてラウドネスといったジャパメタバンドも混じっているが、頑張ってんなー。ジャパメタについては、そのうちに大特集します。

 

 

 はい!ビョークの話の続き。

 カーカスのバッキングにも驚いたが、こちらのスカンク・アナンシーのミックスも興奮した。

 

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 スカンクアナンシーはイギリスのオルタナバンドで一度解散したものの、現在も活動している。ちなみに現在の活動は僕はよく知らないのだが、彼らの初期曲の「SELLING JISUS」はすごいインパクトがあった。

 僕は初めてこのビデオをBEAT UKで一瞬だけ見たのだが、すぐにこのバンドのCDを買うことを決意した。

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 ヴォーカルの女性シンガーSKINが顔に十字架を塗りたくり、首をぐりぐりしながらえらい形相で歌う。その顔を一時停止してあまりの迫力に友達と大笑いしたっけ。

 

 その後もSKINはトラックの前に張り付けられて歌ってみたり、映画「ストレンジ・デイズ」でライブ参加したりしていた。

 SKINはその後PRODIGYのマキシムのソロアルバムでも歌ってたけど、

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  なんかこえーよ。正直僕はあんまりこの曲は好みじゃなかった。

 

 まあ、それはいいとして、ビョークはこのバンドともコラボしていたのだ。当時のヒット曲「ARMY OF ME」を一緒にやっているんだけど、後半のビョークの絶叫っぷりが喉も張り裂けそうな勢いで、初めて聴いたときは鳥肌が立つくらい感動した。

 

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ライヴ映像もある。この頃のビョークは美しいなー。一方でSKINの声は強すぎ。

       

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               なんてカッコイイんだ!

 

 カーカスとスカンクアナンシーのミックス2曲は別に編集してお気に入りアルバムとして僕はよく聴いていた。

 そして、少しあとに出た『bachelorette』のミックスにアレック・エンパイアが登場!

  

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  ただ、このデジタルハードコアミックスは僕にはイマイチだった。

  はい!ビョークの眼力のお話はこれでおしまいです。ありがとうございました。

   

 

 

この子がなんとかならないかなあ。

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