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映画 パイレーツ・オブ・カリビアン「最後の海賊」観ました。 でもほとんど中身おぼえてません

今年は洋画が豊作でうれしい。今後見ようと思っている映画のチラシをもらってきた。

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ほとんど予告編で内容がわかってしまうのではないか?という危惧がある「ライフ」は来週行くつもり。もう、毎週観ないと消化しきれなさそう。秋以降のレインナップも期待大。エイリアンのあとにはブレードランナー、そして今日劇場でも予告編やっていたエピソード8!

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また何回も劇場に行ってしまうのだろうか。まあそれはそれとして、早速観てまいりましたパイレーツオブカリビアン「最後の海賊」。

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 それにしても、なんでこの邦題?なんかこれでシリーズ終わりみたいな感じだけど、もっと作る気マンマンでしょ。実際作るらしいし。

 

                ネタバレあり、ご注意!

 

 正直、僕はこの映画のシリーズに一つも思い入れがない。二時間、俗世間のことを忘れさせてくれるためにだけ機能しているアトラクション・ムービーとしての認識だ。

 そうして、その種の期待にこの映画は見事に応えている。次から次へと繰り出される大掛かりなドタバタアクションは圧巻の一言だ。まあ、冒頭の見せ場、あれだけの馬の頭数でどうして家一軒引きずれるのか?という疑問がふつふつと湧いては来るが、この映画にそんな疑問を持ってはいけない。

 時にこのシリーズはおふざけが過ぎてこちらがしらけてしまう場合がある。確か2作目の「デッドマンズチェスト」の途中辺り、あまりに長々と続く戦闘シーンのあとに水車の車輪の上でぐるぐるとサーカスのように戦うシーンでもう帰ろうかと思ったくらいだ。

 そうそう、途中でジャックのおじさん役としてなんとポールマッカートニーが出演しているのだが、僕全然気づきませんでした。ジャック・ブラックかと思ってた。

 

 冒頭久しぶりにジェリーブラッカイマーのロゴが出てきてなんかホッとしてしまった。最近冒頭のロゴって中国資本の制作会社のロゴばかりで、まあ別にいいんだけど変な勘ぐりをしてしまうんだな。適材適所なら中国人俳優が出てきても(ローグ・ワンのドニーイェンのように)何の問題もないけれど、話の筋に関係なく、唐突に中国人俳優が出てきたりすると余計しらけてしまう。キングコングなんかはその最たるものだった。

 まあディズニー映画なんでそういうことはない。それにしても今日観たばかりなのにこんなに印象が薄いってすごいな。なんというか、横浜中華街で3000円くらい払って食べ放題の中華料理を食べて、満腹なんだけど味はそこそこだったね、みたいな感じ?

 

 そもそも原作が例のアトラクション「カリブの海賊」だっていうこと自体どうかしてる。世界でもこの映画シリーズだけじゃないの、原作、ディズニーランドのアトラクションって。普通順序逆でしょ。

 ちなみに僕は4作目の「生命の泉」を見ていないので話の続きがわからないところも少しあったがほとんど問題なし。あとでブルーレイ借りて補完しよう。

 映像はすごいよ、とにかく。ただ、クライマックスの海が割れるシーンって、邦画の「偉大なる、しゅららぼん」で琵琶湖が割れるシーンと一緒じゃん、お金の掛かり方は違えども。

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 どんなに痛めつけられてもジャック・スパロウは死なないのでなんの緊張感もない。その中でも一番面白かったのはギロチン台にかけられたジャックのドタバタシーン。刃が落ちそうで落ちないというブラックジョークは好き。

 あと、取ってつけたようなバルボッサとカリーナのメロドラマ。娘持ちとしても少しも感動なし。そうして最後にオーランド・ブルームキーラ・ナイトレイの登場。キーラ、老けたな・・・。まあ僕も何年も会っていない友人と会えばお互いにそういう印象を持つのだろうけれど。

 そうだ、なんか後で知ったことにはエンドロール後に何かあったらしい。僕この映画はそういうのないと思って真っ先にトイレへ駆け込んだのになんだよ!「ハードコア」じゃやらなかったのにい。ネットの情報では自作はキーラがまた出るらしいのだが必要か?オーランド・ブルームもまた活躍するのかね?もう息子役たちに任せればいいんじゃないの、という気もするがやはりそれなりのファンがいるのだろうからそのハートをつかむために出すのだろうね。

 

 偉そうですいません、シリーズの中では「ワールドエンド」が一番好き。

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