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昭和40/50年代ノスタルジィ 天井裏で見つけた小学生の僕 4

ショウワ、ショワショワショワショワショーワ・・・(クレイジーケンバンドの節で)

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 まだまだ結構ある僕の小学生時代の資料。

 絵を描くことが大好きだった僕は様々な落書きや絵を残していた。例えばこちらの社会のノート。国語のノートの上にマジックで「しゃかい」と無理やり書いてある。

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 まず最初のページを開いてみるとなんか色々描いてある。

 f:id:otominarukami:20170626161353j:plain   f:id:otominarukami:20170626161430j:plain 少年のギターやオートバイへの憧れが見て取れる。僕の父親は銀行員をやっていて、毎日カブで通勤していた。そして250CCのバイクも乗っていたのである程度オートバイへの興味があったのだろう。あと、今じゃ考えられないけれど、昔はウチへ直接魚屋のお兄さんが毎日午前中に注文を取りに来て、午後に配達するというシステムがあって、そのお兄さんに学校帰りたまたま出会ったりすると後ろに載せてもらったことなんかもあった。当然ノーヘルで乗っていただろうから怖かったことだけしか覚えていない。そうしてそのバイクへのイメージからこんな絵を描いたのだろうか。

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 すごい迫力だ。でもなぜか片手が口のところへ行っている。変なマスクもしているこのライダーはおそらく父親がモデルなのだろう。

             ノートの裏にあった落書き。

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これはジョージ秋山の『デロリンマン』に出てくるオロカメンだろう。なんでこんなん描いたんだろう。むしろデロリンマンって僕は気味悪く思っていたはずなんだけどな。

 次に国語のノート。一ページ目に書いてある「小さなかみさま」ってスクナヒコナのことだ!こんな昔にすでにスクナヒコナとのつながりがあったのを発見して驚いた。

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それで、次のページに書いてある文を読んでみると・・・

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最後の「せいせきを、よくしてくださいませんか。」という一文が切実で泣けてくる。しかし・・・

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 次のページではあきらめの境地に達していた。もうちょっとがんばれよ。まあ、「よこづな」とか書いている時点でダメなんだけど。こんな文章力でよく小説なんか書いたな。

 あとは、ビジュアル中心の思い出です。まあ、よくある子供の絵なんですけど、隣の席の友達を描いたやつと、プリントに裏に時間が余ったので描いた消防車。

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 友達、おじさんにしか見えない。ほうれい線と豚鼻がすごい。実際こんな友達がいたらビビるよね。

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 いったいどこに遠足に行ったのだろう。本当にこのサイズの昆虫がいたら、卒倒ものだ。右端に描かれているアゲハなんてほとんどモスラではないか。このころは、こういう外国のカッコいいカブトムシ(ヘラクレスオオカブトとかアトラスカブトムシなど)が欲しくて仕方なかった。今なら手に入るらしいけど、いくらするんだ?

 

 この話、びっくりするくらい人気がないです。

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