昨日スコット・ピルグリムについて書いたら、なんかエドガー・ライトの新作『ベイビー・ドライバー』が公開されるです。これは観たいな。
で、日々こうして色々ごたまぜに書いているわけなんだけど、昨日で継続期間100日だった。記事も100突破したからお祝いすっか!
デスメタル祭り!
デスメタル祭り!
デスメタル祭り!
わっしょい!わっしょい!
やっぱデスメタルでしょ。それにしてもデスメタルって語感がすごいよね。デス+メタルですよ!このジャンルも細分化が激しく、星の数ほどデスメタルバンドはいるけれども、その中で今日はカナダの最凶デスメタルバンド「クリプトシー」だ。最初「クリストピー」かと勘違いしていた。
わははは速えー!ドラムの人、人間ですか?買いでしょ!
過剰は時として笑いに転化する。本来人を怖がらせるはずのスプラッタムービーがあまりの過激さに笑ってしまうように、デスメタルのスピードもその高速さゆえに誰もが爆笑する。とはいえ、この演奏をするためにはハイレベルなテクニックが必要(特にドラム)。何もこれだけの演奏力を持っているのにわざわざこのような音楽をやる必要があるのか疑問だが、それは彼らがやりたいのだからとやかく言うまい。自分もそれを好んで聴いてるし。
アルバム「...And Then You'll Beg 」
ジャケットのひとは一体何をしているのかな・・・。髪の毛とかが物理的に変。そこで裏ジャケを開いてみるとえらいことになってる。
うわ、新幹線に轢かれる!あぶないって!
こんな死に方絶対にヤだなあ。さらに、CDを取り出してみるとそこにはこんな絵が。危ないあぶなーい!
いい加減勘弁してやれという感じだが、さらに中ジャケを見てみたらなんと
新幹線の中にはメンバーが乗ってました。
「よお、大阪まであとどのくらい?」
「しらねえ」
「あれ、今なんかぶつかんなかった?」
このジャケットをひとしきり堪能した後、CDを再生してみるといきなり「・・・カタタン、カタタン」と列車の音が。しつこすぎ。でもすぐに変拍子ばりばりのマニアックデスメタルが始まる。曲の展開がもうムチャクチャ。でも演奏うめえ!カーステレオでこのアルバムを聴いていたのだが、百曲くらいの情報量がつまってて曲の密度がものすごく濃い。7分くらい経った気がして再生時間をみたらまだ2分30秒くらいだったよ。とにかく複雑な曲構成。よくこんなの覚えて演奏するなあ。一曲目がもう一回五曲目あたりに入っていても分からないよ。
でもまあ、デスメタル祭りはこれくらいにして、僕のもう一方の好みの極もご紹介。
JAZZANOVAのことを書きます。JAZZANOVAはドイツのDJ集団です。常に先鋭的で洗練された音楽を作ってる。何年か前にクラブジャズとかNUJAZZなるジャンルがあることを知って色々調べたらこのバンドに巡り会った。最初はジャズとボサノヴァをミックスした名前だと思っていたらどうやらスーパーノヴァ(超新星)の方の意味らしい。つまりジャズを新たに切り開く決意の元につけられたんだなあ。そんで1STアルバム「IN BETWEEN」。
- アーティスト: ジャザノヴァ
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
- 発売日: 2002/05/09
- メディア: CD
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すでにクラブジャズとしては古典の域ですね。
いやー衝撃だった。一曲目「L.O.V.E and You and I」からサンプリングの嵐でめまぐるしくドラムの音色が変わる。曲調がつかめないまま後半になるといつの間にかシロフォンのジャジーなメロディが展開し不思議な余韻を残して終わる。最初は取っつきにくいかも知れないけど最後まで聴き通してください
そして2曲目が「NO USE」。
これはむちゃくちゃいかすプロモがある。音、映像全てが完璧!
ドラムのアレンジとかもう神業。このレベルの曲が17曲!もう生涯ベスト10に入るね、このアルバムは。何度聴いても飽きない。
思うに新しい音楽はクラブミュージックからが一番生まれやすいのではないか。例えば音色やリズムの面においてロックよりも自由度が高い気がする。クラブったってさらにそれが細分化されているわけだから一概に言えないが近年はクラブミュージック無しではロックの発展は無かったろう。アンダーワールド、ケミカルブラザース、プロディジー、マッシヴアタック、ポーティスヘッド・・・もう一昔前のグループだけど、挙げればキリがない。
僕は「IN BETWEEN」がきっかけでいわゆるクラブジャズ/NU JAZZ方面を漁るようになったがこっちの海もデスメタル同様深いこと。とりあえずCDで手に入るJAZZANOVAの音源はJAZZANOVAがコンパイルしたものまで全て押さえたよ。そうなると他のバンドも聴きたくなって、でも一枚が結構高い。そんで一時期近所ブックオフをありったけ廻って特に500円以下のダンスのオムニバスコーナーをチェック。ハウスとかクラブとかのタイトルが付いていておしゃれな感じのジャケットのものは全て購入、ということをやった。一気10枚買っても2000円以下で済むので楽しかったが半分以上はゴミでハズレばかり。仕方がないのでまたブックオフに売る・・。でも100円のものをそれ以上で買い取られたりしてラッキーなこともあった。たまにすごい当たりもあるしね。
音楽小説!