音楽と本

僕のカルチャーセレクトショップ

アマゾン1円CDハンターがゆく 6 スキーマボッサスイート2/ロウ・プロデュース ナウアンドゼン

アマゾン1円CDハンター基本ルール

1 基本的に1円のモノを買う。

2 できれば聴いたことのないアーティストを選ぶ。

3 やみくもには買わずに星4つ以上で、軽く試聴をする。

4 ジャンルはなるべく不問。

5 3日に一枚くらいのペース、月に最低10枚は買う。

 

 いやCDはコンスタントに買ってるんすけど結構それをブログに起こすのって大変だよね。僕のモチベーションってどこから来ているんだろう。しかし継続は力なり。

 

 とにかく寒い。最強寒波だなんだと、寒さに弱い僕としては岩の下で眠るカナヘビのごとく生命活動をにぶらされる。あっ、今思い出したけど僕が小学6年生の頃ってみんな半ズボンはいていた!のび太の履いてるようなやつ。しかも一年中。だからどんなに寒かろうが僕らはそれで学校へ行き、友達と遊んでいたのだが今考えればかなりどうかしている。よく生きてたなー。寒すぎで太ももが白く粉を吹いていたもんな。

 

 僕の小学生の娘は耳あてをしてホカホカで学校へ行っているがそんなものの存在を知らなかった当時は耳がちぎれそうな思いで通学した。また、薬用リップなどもなかったので唇が乾燥してカサカサになって口の周りが炎症を起こした記憶が今蘇る。

 

 どうでもよいライフハックをひとつ。会社勤めの人、給湯室とかに備え付けの電気ポットありますか。それ、帰りにどうしてます?ジャーってお湯捨ててます?僕は数年前それをどうにももったいないなあ、と思い、ペットボトル2Lの空容器にお湯を注ぎ、熱々のまま家に持ち帰り、湯たんぽとして使ってみたらこれが大正解。帰宅直後に布団に入れておくと、寝る頃には快適な温度で床に付けます。最初は周りの人に変な目で見られたけど、今では「お湯残しときましたよ」と言われるほど認知されました。

 

 なんでこんな与太話を書いたかというと、今回は特にインパクトのあるようなCDではないと思ったから。まずはこちら、スキーマボッサスイート2。

 

スキーマ・ボッサ・スイート(2)

スキーマ・ボッサ・スイート(2)

  • アーティスト: オムニバス,フラグメントオーケストラ,コンテ&ペトレラ,ロザリオ・ジュリアーニ・カルテット,S-トーン・インク,ストリート・ジャズ・ユナイト,ソウルスタンス,ザ・ジャズ・コンベンション,ネオス,ジェラルド・フリシナ
  • 出版社/メーカー: キング・インターナショナル
  • 発売日: 2002/09/25
  • メディア: CD
  • クリック: 5回
  • この商品を含むブログ (2件) を見る
 

 イタリアにスキーマという名のレーベルがあり、そこは主にジャズ関係のアーティトを扱っている。僕は一時期クラブジャズ(簡単に言えばジャズのエッセンスが入ったクラブミュージック。そのまま)にハマり、ジャザノヴァを始め様々なクラブジャズ関係の 

音源を手に入れた。日本でもキョウトジャズマッシヴとかUFOとかがかなり以前から活動していてそれなりに人気のあるジャンルではないだろうか。とにかくお洒落なサウンドです。そうやっていろいろ掘り下げていくと必然的にニコラ・コンテへと辿り着く。


Nicola Conte - Kind Of Sunshine Feat. Lucia Minetti

 ああ、いい曲だなあ!

イタリアのクラブジャズ伊達男、数枚アルバムがスキーマから出ていて、多分全部持ってる。で、僕は何枚かスキーマのコンピ盤を持っているのだが(結構安いので)たいてい彼の曲が入っている。このジャンルのコンピ盤を買っていると曲が結構かぶって、あるCDの場合二曲くらいしか知らないのがなくて人にそれをあげたりしたこともあった。当然このボッサスイート2にもニコラの曲は入っている。でも結構それ以外は聴いたことがない曲だったので一安心。車に乗ってこれを聞くと、車外の殺風景な景色もこれでアーバンな雰囲気に彩られること間違いなし。

 ちなみに選曲担当は日本のレコード番長こと須永辰緒氏。夜ジャズシリーズとかスナガタツオエクスペリエンスとかで有名な人です。

  そうそう、いつだかピタゴラスイッチを見ていたらその1コーナーの「おとうさんスイッチ」(子供の手作りのスイッチ通りにお父さんが行動する)に須永辰緒氏が登場してびっくりした。親子でヒステリックグラマーの服を着ていたのを覚えている。

 

           1円で買って損はない!

 

 さて、もう一枚紹介。「ナウアンドゼン」。ロウ・プロデュースという二人組のヒップホップ系ユニット。

 

Now and Then

Now and Then

 

 

  1円CDの基本ルールとして星4つ以上を条件に掲げている僕だが、このアルバムの場合、評価をしている人がたった一人で、5つ星だった。これ、実はリスクが高いことに気がつきました。やっぱり複数人数の評価の平均って大事だね。

 レヴューにはジャズ+ヒップホップみたいなことが書かれていて、ちょっと試聴した結果もジャズっぽいトラックだったので購入したのだが、いざ聴いてみるとラップメインのワンフレーズループ系だった。悪くはないんだけど。

 僕は正直ヒップホップ系はあまり聴かないので「あっ、これオレ聴かないやつだ」と思ってしまった。頑張って真ん中辺りまで聴いてみたが肌に合わず、結局スレイヤーにチェンジしてしまった僕でした。

   1円で買って少し損した気分・・・